億り人にならなかったら?

2021年12月10日
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株式投資

世の中で株の成功者という人を見て、株を取ったらけっこう地味って感想を記事にしたんですけど、億り人の前身?を紐解けば、例えばしがないサラリーマンで中間管理職だっなんてのはまだいいほうで、それこそフリーターだった、ひきこもりだったなんてのも出てくるわけです。実際若くして成功した有名な投資家さんなんて株以外はほとんど経歴と呼べるものがなかったりするわけです。どんな人生を歩まれてきたかはもちろん知りませんけど、わたしはそういう方々の投資についての発言をありがたがって聞く気持ちはないです。ただマネーゲームが上手だったってことですからマネーゲーマーから垂涎されるのはありうると思いますけど、わたしはマネーゲームはしないので。

わたしなんかゴルフが好きですのでゴルフが上手い人には興味を持ちますけど、野球なんて全然興味ないから野球が上手い人をすごいとか思わない。まあそういう仕事の人なんだろうなって感じです。だから投資も同じで、もともとわたしは投資がそんな好きでもないから、投資で凄いとか言われる人を別に凄いとは思わない。真似するとか参考にしたいとかさらさら思わない。自分が儲けたいだけは儲けられてそれで終わりです。むしろ延々と使いきれない金を増やす段取りに執心するのはいかがな精神状態かと訝しむくらいです。もしも株で儲けていなかったらどうだったんでしょうか? なんてコメントもいただいたけど、まず生活レベルという意味では似たような暮らしはしていたと思います。実際仕事の経歴もそれなりだったし、もしも仕事をやめないでいたら、たぶんさらに立派な社会的な地位を得ていたと思います。偉くなりたければそういう振る舞いをすればいいだけのことなんです。

サラリーマンの場合特殊な事例を除いてどうしても経済的な成功と肩書きがリンクしちゃう。でもそれも好きじゃない方だから思いきりよく捨てられたのは株で儲けたお陰だって思います。会社で傍若無人に振る舞えたのも株のおかげでしょう。さらにリゾートライフもできるし、児童養護施設に凱旋気分で戻ったなんてのもあって、そこは思い通りに生きられて、その分余計幸せだなとは思ってます。ということで確かに株で人生が変わったとも言えるけど、わたしの場合人間的な本質は実はそのままであまり変わってないと思うのです。むしろ中学生がそのまま大人になったような感じです。つまり子どものころに憧れていたひとつの形になったということですね。わたしが書く文章に、よく言えばどこかあどけなさ、ありていに言えば若者の幼稚さが底流にあるのはそういう理由なんだと思ってます。もっともそこを自分が楽しんでいるんですけど。


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