宮城県司法書士会から苦情への返事が来ました
2021年11月16日
常任理事という方から電話があってその方が言うには、
1、苦情を受けてできること=苦情があったことを当該司法書士に伝える
できることはそれだけだそうです。もしもそれ以上の対応を求めるのであれば紛議調停を申し出てくださいとのことです。これは裁判所が行う調停を司法書士会が行うものでいわゆる話し合いの場だそうです。ただ呼び出しても来ないケースが多いそうです。会則では出席することになっているんですけど、強制力はないようです。それでも納得がいかない場合は懲戒請求を出すしかありませんが、これは重大な法律違反でもしない限り懲戒されることはないので、今回のような苦情程度では出す意味はないと思われます。ということで揉めたければ紛議調停をするかしないかですが、実効性がほとんど期待できないもののわけで、時間と交通費の無駄ですのでやりません。これはさいたまのつきあいのある司法書士が言っていたとおりです。それと無理に司法書士にやらせなくても、こっちで調査ができてしまっています。
今回のケースは結局、まっちゃんは独り住まいで面倒を見る人間がそばにいなかったので、いいようにその司法書士にあしらわれたということです。わたしは調査しても無駄だと以前言っていたのですが、まっちゃんは市役所から名義変更をしろとやいやい言われてそれで大変だと慌てて司法書士に依頼したようです。市役所にも悪意はなかったんでしょうが、年寄りにあまり難しい話をするとこんな羽目になるということでしょう。思い出すにしげちゃんも似たようなことがありました。しげちゃんの場合は証券会社でしたが、デリバティブの複雑な商品など理解できっこないのに大手証券会社営業マンの言われるままに取引を繰り返して大きな損を出した。自分が損していることさえわかっていませんでした。どちらのケースも相手は最初から言い逃れをする準備をしている連中だということです。年寄りをいいようにあしらうのなどお手のものなんでしょう。年寄りを狙った詐欺というのは後を絶たないわけで、相談できる人間がそばにいない年寄りが狙われます。わたしの場合はまっちゃんもしげちゃんも、積極的に面倒を見る立場にないのでどうしてもこんなふうになりやすい。その一方でかみさんのお母さんなどは毎日子どもと会って話しているので、騙される可能性は低いわけです。年寄りを一人で田舎に置いている人は大切な親ならそれなりの対策をすべきだと思います。毎日電話して話すとかでもいいかもしれませんね。
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