配当+家賃+年金+軽くて楽しい労働

2021年11月15日
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マネーと生活
一生保有していたい株に出会えるかどうかってのは縁があると思います。わたしはボッシュという会社の株を永久保有したかったけど買い取られてしまった。その他の自動車株は永久保有しようとは思いませんでした。そもそも自動車関連は配当的には魅力ある業界じゃないですし。わたしの場合では購入原価がかなり安くて株価の変動がまったく気にならないくらいにならないと配当生活を洒落込めない気がするのです。銘柄によるでしょうけど将来大暴落が来るとか大不況が来るとか、それは誰もわからない。その時に株ってのは弱い気がします。減配だってあるりえるわけです。ある程度は貰っておくのは良いなと思ってわたしも実際そうしていますけど、配当だけってのは危ない気がします。

その一方で家賃というのは急には下がらないし購入原価というのも気にならない。建物は減価償却していくもので価値が下がっていく前提でビジネスが組まれている。株の儲けで不動産を買っておけばこれはもうもらったような家になる。もちろん不動産にも空き家の心配がありますが、これも強い物件を買っておけばそんな長期間空き家にはなりません。株の配当を生活できるくらい貰おうとしたら株価をずっと気にして生きていかないといけないんじゃないでしょうか? それが不動産にはない。不動産で暮らせるくらいのキャッシュフローを得るのはあくまでも株に比べてですがそこまで難しくないです。ただわたしはアパート経営なんてやりません。たまたま家を何軒か持っているので貸しておくかというスタイルです。つまり自分で使っていい。実際今は一軒お義母さんに住んでもらっています。自宅から直線距離で100メートルしか離れていない。将来的には夫婦で別のマンションに住んでその時は今住んでいる戸建を貸してもいいかなと思っています。

株ってそんなことできないわけで、不動産は臨機応変に自分でも使えるというメリットがあります。そんなマンションを一軒持っているだけで月に15万円くらいの家賃になる。二軒なら30万円、3軒なら45万円。十分でしょう?不動産を借金してたくさん持つ意味はわたしはないと思います。そんなことしても気忙しいだけ。株よりも不動産よりも強いのが年金です。年金が将来どうなるかわからないとは言っても株とか不動産よりも安心感はある。年金で暮らせるだけの収入がある夫婦というのはけっこういます。一番は共稼ぎの夫婦、共稼ぎでなくてもそこそこ働いた期間があれば年金もそこそこ貰える。我が家はこのパターンです。我が家の場合は公的年金、個人年金、企業年金と三つもあります。わたしの知り合いでゆとりがある人というのはこのパターン多い気がします。勤め人のゴールデンコースじゃないでしょうか?

定年後の暗い暮らしの代表と言ったら、家にこもってのデイトレでしょう。定年後じゃなくても暗いと思います。図書館通いもジム通いもどうかなって思います。社会へのつながりが希薄だから。それよりは軽くて楽しい労働をすると社会とのつながりもできるし、遊び友達もできるし、確実に小遣いは稼げるしと良いことづくめです。ストレスのないかつキツくない労働をする。できれば趣味に関連してそして役得がある労働なんて最高じゃないでしょうか? ここまで書いて、わたしが何を言いたいかと言うと、これが人生の大局を見た分散投資(リスク管理)だということです。金融資産だけ見ていたってダメなんです。株を散らして買って分散投資だなんて言いながら、人生そのものがリスク管理されていなかったら、それでは意味もなにもないだろうって思います。自分の人生のリスク管理をどうするかが分散投資の上位概念ということで、だから株も人生を幸せにするための道具のひとつだといつもわたしは言うわけです。人生観なき株式投資はあかんと思います。もちろん豊かで明るい人生観が望まれるわけです。
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