(勤め人から)専業投資家になりたい人へ

2021年11月05日
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株式投資


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那須でパンをたくさん買って
さいたまに戻りました

専業投資家って言ってもピンキリだなって思います。引きこもりと大差なくて、そんな小銭であくせくするくらいなら働いた方がいいんじゃないって思えるような専業の方も多い気さえする。それでも専業さんで自分は自由だって言っている人がたくさんいて、でも比べる相手が悪いんじゃないかな? サラリーマンが嫌で嫌でそれで専業になりたい人ってのは、言うなら劣悪なサラリーマンライフを送ってきた人だから会社をやめて清清したってことで自由だ!って思う気持ちが強いんじゃないかしら? まず毎日トレードしていかないと生活が成り立たないとしたら、つまり負け出したら困るって人は、そんな自由じゃないとわたしは思います。嫌な上司がいないって楽さはあるだろうけど、代わりに自営業になったのと同じで、自営は自営なりにストレスも気苦労もあるんじゃないかしら? それでもきっと嫌なサラリーマン時代よりはマシだってことかしら?

本当に経済的に自由てのはトレードしなくても金に困らない人だって思うんですよね。完全に何もしなくてもいいというのが理想だけど、ほとんど何もしなくてくらいのリスクもないし気苦労もないくらいのキャッシュフローがある。例えば優良企業の配当だけで暮らせて、株価もたっぷり含み益が乗っているとか、あるいは空き家の心配がないような優良な不動産を賃貸に出しているとか。これだどまあ不安もないしほとんどすることがない。その上でいくらか遊びでトレードするけどやりたくなければやらないってくらい。なぜそう思うのかって言うと、毎日トレードしていたら絶対に負けないってことは難しいはずなんだよね。少なくとも永久に勝ち続ける保証はないわけでしょう。例えばけっこう貰ってる年金生活者との比較。年金と同じくらいの安心感で毎月トレードで勝てるって人はいないと思うのね。だったら年金生活者の方がずっと安心じゃない。

そういうことでサラリーマンで会社が嫌で専業投資家になりたいってのは、わたしにすると中途半端って気がするってことです。そんなの目標にしないで、さっさと一生分稼ぐことを考えたらどうかなって思います。それはできればいいって言うだろうけど、それは専業になるのだって簡単じゃないでしょう? つまりちょっと給料以上に稼げてるってくらいで会社を辞めるよりは、会社勤めをどうやったら愉快に過ごせるかを考えてもいいんじゃないの?ってことです。サラリーマンだって愉快に楽しくやっている人はたくさんいるわけです。別に株をやりながらだって楽しくサラリーマンできる。それができれば苦労はないよ? それができないくらいで株で成功できるってのがわたしは信じられないです。株の方がサラリーマンより難易度高いのです。言えることは専業投資家なんてのは入り口でゴールじゃないだろうってことです。


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