直感力を磨くことで人生を賢く逞しく生きる
2021年10月27日

こういう景色を眺めていると
感性が高まるかどうか別として
目には良さそうですよね
わたしがよく人から言われることに、直感で物事を判断するということがあります。ポーンと結論に飛んでいくように見えるそうです。このブログもそういう面があって、ポーンと意外な結論とか視点に飛んで行って、なぜそうなるのかって後から読者がついてくるって傾向があるらしいです。読者と一緒に順繰りに考えを積み上げて行くってことはしない。読者は最初から読むけどわたしは結論から歩いてくる。だから展開も読みづらい。なんだろうといいながら一応最後までは読ませてしまう。それでそれほど読者をがっかりとさせることはない。もちろん当てが外れるってのはそれはありますよ。まあ計算のうちです。
直感力が高いと良い面と悪い面もあるんですけど、良い面の方が大きいです。例えばなにか文章を読んでそれで書いた人の力量とか質の高さ低さとか見切ることがかなりできるようになる。誰の言っていることが正しいか誰の言っていることがおかしいか、瞬間的に反応できるようになる。ヤマカンのように見えるけど滅多に間違えない。そんなことあるんか?という人に今日はわかりやすく説明してあげましょう。気まぐれですけどね。どうやったら直感力を磨けるかというと、わたしは本をたくさん読んだら良いと思っています。本をたくさん読むと感動力が高まるわけです。感動力て聞いたことありますか? わたしはない。今初めて書いた。言うなら良いものに感動する力です。映画とかたくさん見ても良いと思います。芝居も芸能もいいでしょうね。そこで考えていただきたいのは感動というのは理屈を積み上げた結果訪れるものじゃないということです。良いものに直感的に反応するのが感動力です。
さてここからが本筋です。わたしは良い映画を見たり感動する本に出会った場合に、感動を起点として深く考えるという習慣があります。なぜこの映画は凄いのか、なぜこの本は人を感動させるのか? それをじっと考える。そうするとやはり良いものは必ず答えがあるのです。そこに人を感動させるだけの理屈があるんです。でも感動した人は理屈を辿って感動したわけではない。ポンと結論に飛んでいるからこその感動。でもそこに理屈が乗っている。つまり理論的にも十分な裏打ちがあるものを瞬間的に判断している。これがわたしの言う直感力です。ヤマカンじゃないのです。たくさんの感動と深い思考を積みあげた結果、直感力は磨かれるというわけです。結論から考える思考法ですかね。
ただ直感にはサポートが必要です。直感は検証する必要があります。変だなおかしいなと思ったらなんで変なのか考えて探すのです。ただ何もないとこからやるよりずっと早いです。経験的には変なものはすぐわかってすぐに理由が見つかる。直感が正しそうだなとわかったところで検証を切り上げても構わない。一方良さそうなものは少し時間をかけて観察ってこともあります。読書とか映画みたいには行かない。こういう作業を繰り返していくと、人から見てほとんど考えないで判断しているように見えるようです。結論を出すまでの時間が圧倒的に早いからです。
だから勘だけで生きているように見える。でもほとんど人生の重要な判断など間違えないから不思議だとなる。わたしの真似をしたいと思う人はそんなにいないのですけど、あえて物好きな方に言うならまず先にたくさん感動して、それでその感動をよく考えてみたらいかがかということです。考えた結果ずいぶんとおかしなものに感動したり、くだらんものを真に受けていたなってことになるかもしれない。それはあり得ることです。それを繰り返していくことかなって思います。わたしの場合は子どもの時にたくさんそれをやる機会があったんでそこはついていたなって思っています。一応感謝してます。ところで直感力が高い時のデメリットってあって注意が必要なんですけど、それはまた別に書きましょう。まあ要らないと言う人がほとんどでしょうけどね。
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