銘柄選びよりタイミング選びじゃないかしら
2021年09月22日

連休の狭間と言えど那須は人が多いです。前半3連休で後半はたぶん1日休めば4連休、繋いで9連休という人もいるのかもしれません。ゴルファーの話を聞いていると家族とお父さんが別行動というパターンがけっこうあります。お父さんは早朝ゴルフを一人でやって、それで家族と朝食を摂りその後家族は観光地を回るけど、お父さんは部屋でテレワークとか。これはこれでいいんじゃないかなって思います。また夕食は楽しく食べて温泉でも入ればいいわけです。人気のモーニングを提供するカフェなんかも朝から家族連れが多いようです。たぶん似たようなパターンでお父さんはテレワーク、あるいは夫婦カップルでテレワークってことなんでしょうか。こうなると買ってしまえという人も出てきて、那須のリゾマンとか別荘はけっこう売れているようです。
わたしが所有するマンションも2年前の相場の倍近い価格が出てきています。特に那須の場合は条例でマンションがもう建ちませんのでそんな値崩れはしないだろうと不動産屋さんは言っています。わたしみたいに2年前の相場よりずっと安い値段で買った人というのは、たぶん那須でも数えるほどだと思います。我ながら上手です。ということで今はそれなりに値段はしますので比較的高収入のサラリーマンが那須に来てお金のない人は新潟とか完全に値崩れしたリゾマンを買っているとこれはテレビで言ってましたね。まあ住めばわかりますけど、管理がしっかりとしていて管理人も常駐してそれから温泉とかの施設などがちゃんと管理されているマンションの方が快適です。管理費の滞納ばっかりのマンションなんてわたしは買わない方が良いと思いますけどそれも人ぞれぞれでしょう。
那須で人が多い時は、マンションの温泉に入って自室でカフェのようにくつろいで、出かけるなら黒磯とか行くともう観光客はいません。それでうまい時間を狙って軽くゴルフをするわけです。夕方4時からゴルフする人なんていません。料金に見合わない。でも我が家はタダでできるので別に6ホールでも7ホールでも構わない。まあハーフくらいは回れます。那須の森をジョギンングしたりサイクリングしたりもいいですよ。わたしが那須で出物のマンションを買えたのは、理由があって、もう那須と決めて那須でじっくりとタインミングを図って良いものをゲットするまで待ったからです。リゾマン買うぞ、さてどこだ、軽井沢、湯沢、房総、那須? どこがいいかな? なんてそういう検討をする人って、会社四季報を見て目をキョロキョロさせて銘柄を探す投資家の姿と重なって見えます。
そんな世の中キョロキョロ見渡してもどうせ深くはわからない。それより自分の見えている景色をよく観察してその変化に敏感になることの方がずっとわたしは大切だと思ってます。それは株式投資でもサラリーマンライフでも不動産でもこうやってリゾートライフを含めて暮らし向きでもすべて共通しています。株の銘柄を探すときに少しは経営者の視点で見たら良いのになあと思います。株主の視点でしか見てないで会社をわかったような気になっている人があまりに多い。もし自分がこの会社を経営するとしたら、という視点で会社を見ると、どれだけ会社を見極めるってことが難しいか少しはわかると思うのです。株主どころか労働者目線で会社を見る人もいますけど株での成功は遠いでしょうね。あまり視野を広げるのではなく見える景色をしっかりと味わうと、今まで見えていなかったものが、パッと見えてくることもあるんです。それがまさに投資の好機なんです。あくまでもわたしの話で別に真似しろなんて言いません。そもそもふし穴で何も見たってダメな人はダメなんだから。
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