わたしの株式投資はディスコン探し

2021年09月12日
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株式投資
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すき焼きをしました
別にお祝いでもなんでもない夕食です
我が家はいつも近くの個人でやっているお肉屋さんですきやき肉を買います
ヘルシーな赤身の内ももで
100グラム800円ほどです
たぶん百貨店だと1200円くらいするかも
霜降りはそれほど好みません
鰻と同じくすき焼きなんて子供の頃家で食べた記憶はありません
よく食べたと覚えているのは、湯豆腐とおでん、それと鍋ですね。
寒くなると那須でいただきますが
懐かしいです
鍋は安くてボリュームと栄養があって貧乏人の味方です

ディスコンてのは和製略語、Discontinueですね。つまりcontinueの反対。世の中っていうのは変化していくわけですが、その変化の仕方は様々なわけです。例えば携帯電話が普及してきた。確かに携帯電話はすごい勢いで普及してきてはいますけど、でもそれなりに時間がかかるわけです。今まで誰も携帯電話を持っていなかった時代に数年で国民全員が携帯とはならない。昔はキリンビールがビール業界でナンバーワンでしたけど、このシェアはずいぶんと時間がかかったけどアサヒが逆転した。つまり変化すると言ってもそれなりに時間がかかって企業も準備する時間が十分ある変化。ところが世の中にはあっと言う間に置き代わって100がゼロに、ゼロが100になるような変化ってものがあるわけです。この変化は企業業績に多大な影響を与えて当然株価もおなじく変化するわけです。これをじっと業界を見つめていてチャンスと見て動けば大きな成果を手にすることができる。

例えば昔ディーゼルエンジンというのは分配型の機械式ポンプで燃料噴射をしていた。機械式だから乗っているとタイミングも狂うので黒煙がでるディーゼルなんて覚えている人もいるでしょう。でも新技術がでてきた。コモンレールという電子制御式の噴射装置が開発されて、あっと言う間に置き変わった。当たり前ですもうメーカーが古いのを作るの止めてしまったのです。ユーザーに選択肢はない。排ガス規制の絡みもあって急速に置き換わる。その流れに乗ったのがボッシュジャパンだったわけですが、もとはボッシュじゃなくてゼクセルと言った。その前はヂーゼル機器って言ってました。埼玉県の東松山に大きな工場があって戦前からの歴史のある会社です。でもボッシュという名前になったように完全な子会社になって、そこでのメインがコモンレールとブレーキシステムだったんですけど会社も様変わりした。わたしはそれを見越してもうゼクセルの時から株を買いだしていたのです。

それ以外にも今は当たり前の自動車横滑り防止装置とか、あるいはタイヤ空気圧センサーとか、法規制もあって一気に普及した。これもわたしの株式投資遍歴を彩るわけです。一気と言っても数年前からそうなるってわかってることなのに、株価はまったく反応しない。世の中の投資家は、わたしとの比較論なんですけど、明らかに勉強不足だったわけです。世の中ではニッチと言えばニッチだけど、それなりの規模でドラスティックな技術的変化が起きています。今までなかったものが市場を席巻してあっという間に置き換わる。これはB to Bビジネスでよく起こります。B to Cではまず起きない。その背景には革新的な技術があったりあるいは法規制があったり企業連合も絡んだり、それを先取りすれば儲かるわけですが業界を鳥瞰的に俯瞰する能力が求められるわけです。わたしはまぐれで儲けたって言われた時期もあったんですけど、こんなことまぐれでできるわけないじゃんって思いますね。だからこそ全財産突っ込めたんです。投資先なんか探す前に、自分が働く業界とか馴染みがある業界とかを徹底的に調べて理解してみたらどうでしょう、それで何年かしてこれはというチャンスが見えるかもしれない。そこで一勝負するだけで十分人生変えられると、わたしは思うのですけどね。


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