人の悪口を書くと懲役刑に(厳罰化の流れ)

2021年08月30日
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株ネットの事件簿(誹謗中傷対策など)
--------------以下引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷対策を強化するため、法務省は刑法の侮辱罪を厳罰化し、懲役刑を導入する方針を固めた。来月中旬に開かれる法制審議会(法相の諮問機関)で同法改正を諮問する。罰則の引き上げに伴い、公訴時効も1年から3年に延びる。ネット上の投稿は加害者の特定に時間がかかり、摘発できないケースもあるが、法改正により、抑止効果や泣き寝入りの防止につながるとみられる。
ーーーーーーー引用終わり 読売新聞のサイトよりーーーーーーーー

以前わたしのことを名指しで誹謗中傷した人間に直接問い合わせをしたことがあるんですけど、逆ギレされたんです。彼の言い分は、「自分は確かに悪口を言ったけどそんなのスルーするのが当たり前で、直接イチャモンなんかつけやがって喧嘩売ってんのか」ということでした。彼は折に触れてわたしの悪口を書いています。その他わたしを名指しで何度も悪口を書くブロガーさんについては警察にも相談に行きましたしネット業者に身元開示を求めましたが、法的には一歩弱いということで実現に至っていません。ただ悪口を書き並べただけではなかなか法的な措置が難しいということです。今後この侮辱罪が厳罰化されることで、人を軽くディスるということが罪の意識として一般に浸透していくと良いと思います。ネットでの悪口は言った人間はい放しですがずっと残ります。逆に言うと言ったほうも自分がどの程度の人間か晒しているとも言えますね。わたしは消去要求は出していません。法的に圧力をかければ消せると思いますが、それよりもこういった事例を冷静に記録しておくことのほうが公衆の利益に適うと考えるからです。

わたしは徒党を組んでなにかすることが嫌いですし、人の悪口を共有するような仲間も欲しくありませんが、そういうのが好きな人もいるわけです。いろんなコメントも実は内緒でもらっていますけど、敵対とか中立とか、どっちの味方敵とか、そういうのはわたしは興味ありません。よく読めば瞭然のことで人に認めて欲しいとも思いません。言うなら裁判官に認めさせるために書いている。よくないことをしている人たちに被害者という立場を得ている以上、そしてそれがネットにあり続ける以上適切な処置を講ずるというだけです。

最後に申し上げたいのは批判と誹謗は違うということです。開かれた場所で自分の意見を語る以上、批判浴びるのは当然でその覚悟なしに書いてはいけません。もちろん個人攻撃ではなく主張に対する冷静で論理的な批判ということです。揶揄や皮肉もウィットに富んで気が利いているなら理性的なうちにも入るでしょう。あらゆる批判が嫌ならクローズドで書くべきです。実際知識人はレベルの高い批判の応酬を繰り返します。批判するな、文句があるなら読むなという主張を時々見ますけど、ちょっと幼稚だとわたしは思います。自然と目に触れたり入ってくるものです。書いた以上なんらかのかたちで外に向かって影響を起こしている。それが開かれた場所でなにかを書くという重みでしょう。
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