サラリーマンと株式投資の関係って

2021年07月30日
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株式投資
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よくホテルで食事をしてますけど
こんな飾りを見るのも楽しみになります
普通の人の旅先に住んでいるんだなあって思います
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わたしがサラリーマン生活に終止符を打ったのは54歳の時、約9年前のことです。もう辞めようと思い出したのは50歳でしたから4年ほどは遅れたのですがだいたい予定通りでした。仕事を続けて給料もいただいて社会的な地位も高めてという選択をしませんでした。わたしくらい会社で出世した人でそういう選択をする人は珍しい。せっかく出世したのだからおいしくうまいところをいただく方が得なのです。わたしの場合はそんな気はなくこれ以上偉くなる気はないと辞める準備に没頭してました。政治活動とか講談とか。会社ではそんなに出世しないほうがさっぱりと辞めやすいし、特に株で成功しているサラリーマンってあまり会社で成功している人いないイメージがあります。ネットで株の成功者みても会社の話題で威勢が良い話はあまり聞かないわけです。

逆にサラリーマンの立場から見ると仕事熱心で出世する人で株でもうまくいく人って聞かないです。興味のない人がまず多いし、興味がある人もいるけど案外簡単に手を出して負けるって人が多い。株に求められる性質とサラリーマンに向く性質というのは相容れないとここで昔書いたことがありますが、今でもそう感じます。人にうまく合わせて生きるのがサラリーマンだとしたら株では逆になります。ただ株でもサラリーマンでも能力がモノを言う面はありますから、サラリーマンでダメだから株でうまく行くとは言えない。一番多いのは会社でもたいしたことなくて株でもたいしたことない人ってわけです。本当は能力が高いのだけど会社では生きづらさを感じている人がいて、そのパワーが株に向かって成功するってのが成功するサラリーマン投資家のパターンなのかもしれないって気がします。サラリーマンの閉塞感ってのが実は株の原動力になっているってことかもしれません。

ちなみにサラリーマンの能力は何かって言うと、わたしは国語力だと思っています。その国語力でも相手の言うことをきちんと理解するって国語力は基本ですけど、それ以上に、発信する国語力ってのものがあります。上手に人を納得させてうまく人を動かしチームをまとめる国語力です。いろんな人のブログの文章を読んでいて思うのですけど、ああこの人は会社では偉くなれないだろうなとか、この人は会社ではけっこうやるだろうなと感じるものがあります。自分では文章が上手いと思い込んでいても、なにか伝える力が弱いって人がいて、そういう人は組織を動かせないのです。正しいことを言えばいいってもんじゃないですから。

でも笑ってしまうパターンもあって、俺はずばずばと核心を突くから干されたって言っていた人が会社でいました。その人は自分で自分が正しいと思い込んでいる。でも実際はその人の言うことは的外れだから会社で干されたんです。自分じゃわからないみたいです。まあサラリーマンもいろいろでした。わたしの場合は早く辞めてしまいましたけど、本当に幸せなサラリーマン生活で2社働いたのですけど、どっちもとても楽しかったです。そこそこ出世もして退職金(年金)もたくさんもらって、それで今でも懐かしいからと声もかかる。実際株なんかなくても十分なゆとりはあったんですけど、まあ運がいいので40代で儲かってしまった。さすがに今の自分の暮らしは自分の能力の結果であると言い切る傲慢さはないですね。本当にわたしは運が良い男です。どちらかと言うと株よりサラリーマンでうまく行ったのが運がいいと感じてます。よくわたしみたいな人間でうまくやれたなって思います。いろんな人に助けられて奇跡みたいなこともあった。株はまあ実力をかなり出し惜しみしてる感は実はあります。でもこれ以上稼ぎたくないんだから、要らないものは要らないってことですわ。
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