強い日銭と弱い日銭
2021年07月29日

雨の予報でしたが意外と晴れ間も
15ホールで雷がなったので引き上げました
強い日銭とは何かと言うと、心乱れることなく将来の不安もなくただただ気持ちよくいただけるキャッシュフローということです。まず公的年金というのはいわゆる強い日銭です。将来的にはいろいろ懸念はありますけどまずすっかりなくなることはないと思います。たぶん税金が投入されるんじゃないかしら。同じ年金でも企業年金というのものがあります。一生涯給付が続くような企業年金はもうごく一部の優良企業だけでしょう。これもかなり強い年金ですが貰える人は少ないです。優良企業の株の配当金とか債券の利子とかいうのは強い日銭でしょうか? これは取得原価が低くて含み益が乗っている場合で業績に振れが少ない企業であれば安心して長く持っていられるので強い日銭だと思います。逆に含み損になっているような株はいくら日銭が入ると言っても損しているわけですので弱い日銭と言えるかと思います。
不動産の場合はどうでしょうか?いくら家賃が入ると言っても空き室の心配もあります。借金をして買っている場合はますます不安になりますからローンのある不動産は弱い日銭です。また出口が明確でないアパートなんかもいずれ悩みを抱える可能性を考えると弱い日銭かと思います。絶対に借り手がつくような主要駅から近いブランドファミリーマンションを無借金で持っていて賃貸に出すならこれは強い日銭です。出口に不安がなく借り手に困らない。トレードして毎月勝つというのはどうでしょうか? これは腕によりますけど、まあ専業と言えどその多くがいずれ消えていくことを考えると先が不透明という意味で弱い日銭かなと思います。わたしはキャピタルゲインでは日銭は狙いません。面倒です。
労働というのはどうでしょうか? これは首になる心配のない強い立場の労働者でかつ毎月楽しく働けるなら強い日銭だと思います。いつもビクビクしていたり上の機嫌を伺ったり不本意なことをやらされるなら弱い日銭だと思います。長続きさせるのは苦痛だから結局辞めたくなる。逆にそんな稼がなくても楽しくずっと続けられる労働は強い日銭。こうやって自分の持つ日銭というかキャッシュフローを強い弱いという視点でジャッジして、強い日銭だけを残して弱い日銭は廃するかまたは強い日銭への転換を図ることで、自分の日銭の質をあげるわけです。
わたし(我が家)の日銭は金額の多い順に書くと
(公的年金は夫婦2人分)
1、公的年金 強い
2、企業年金 強い
3、利子配当 強い
4、家賃 強い
5、労働 強い
弱い日銭は持ち合わせません
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