株主優待が課税対象だってことをご存知ですか?

2021年07月27日
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株式投資
わたしのように生活の様子をアップしているお金とか投資がらみのブログは数多くあります。お金のブログであれば税金というのは切っても切れない話で、本当に稼いでいたりお金があるならなんらかの形で税務署とは関わり合いがでてくるわけです。もちろん書く書かないは自由ですけど、いろいろお金のことを書いているわりに税の話が出てこないのは不自然だとわたしは思ってます。だってお金持ちの大きな関心のひとつが税なんです。高額納税の経緯とかお尋ねへの応答とか富裕層なら経験あるでしょう。富裕層の税務処理の話はネットとかでたくさん出てこないので嘘が書きづらい。そして嘘を書くと読む人が読めばすぐバレる。以前いかにもお金持ちと称するブロガーが税理士の役割についてあり得ないことを書いていてそれで一発でフェイクだと、わたしにはわかるなんてこともありました。いちいち本人には言わないですけどね。

税金の話題ということで、ひとつ前から気になっていることがあります。いわゆる株主優待です。株主に対して企業からいろいろ贈り物をくれる。自社製品だったりあるいは割引券とか優待券とかまた金券商品券を贈ってくる会社もある。これは自慢げにネットで公開している優待ブロガーってたくさんいるんですけど、株主優待と言えども経済的な供与を受けているわけで、課税所得だってみなさんわかってんでしょうか? 申告している人っているんですかね? わたしは以前税務署で聞いたことがあるんです。税務署によれば立派に雑所得にくくられて申告義務があります。優待とか割引は実態金額の補足が難しいけど金券をもらっているような場合はそのまま所得になります。ただ1年間で20万円以下の場合は申告不要です。わたしの場合は20万円以下ですので申告不要ということで一件落着したんですけど、これが20万円どころかもっと大きな株主優待をゲットしている有名投資家とか投資ブロガーとかけっこういますよね。彼ら彼女らは申告しないと脱税になります。税率は総合課税になると聞きました。まあ摘発されたという事例は聞かないですけど、あまり目立つと見せしめに摘発されるリスクなんてあるんじゃないでしょうか? そうするとみんなビビって自主的に申告するようになるってわけです。少なくともそのあたりをわかっていろいろブログとかTwitterも書くべきだと思います。

当たり前ですけど今はなんでもインターネットで出てくる時代です。税務署はネットもチェックしています。そして税務当局は簡単に個人を特定します。それなのに税務署の目など気にしないで自分のことを自慢げに書いて大丈夫かなって思うような人がたくさんいます。どこの証券会社にいくらあるとか、税務署というのは富裕層が悪いことをしているしていないに関係なく富裕層の個人資産とかお金の流れの補足に熱心です。いずれは相続税に関わってもくる。税務署はわたしがいくら持っているかだいたい知っています。だからキャッシュで不動産をポンと買おうが、そのお金どうしましたか?なんて聞いてこない。買えると知っているからです。これが資産状況がわからずそれほどの申告所得もないのに、いきなりローンを使わずに家でも買うと、まず税務署は、そのお金どうしましたか?と聞いてくるわけです。贈与の可能性があると見るわけです。ローンのあるなしまで税務署はなんでも調べられるんです。それも知らないうちに。金融機関は税務署から聞かれて答えても、本人には絶対に言いません。わたしなんか言いたい放題書いているようで、けっこう脇はしまっているんです。まあ自慢にはならないです。かく言うわたしも過去に修正申告させられた経験があります。(言い分はあるけど負けた。)
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Comments 2

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トール  

あらまあ、

ハルトモさんも負けることがあるんですね。(笑)
スポーツみたいなもんだと審判と選手?(笑)

2021/07/27 (Tue) 18:18

ハルトモ  

Re: あらまあ、

税務署には全敗です。

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