知っていると分かっているは違う

2021年07月22日
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株式投資
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株式投資の場合には「知っている」のそのまた下に「知らない」という段階があります。株式投資の本をたくさん読んで勉強などすると株式投資についての知識が身に付きます。読んだぶんだけ知識は比例乗数的に増加して相当なものになります。そして世の中を見渡すと自分が勉強して知ったことを知らない人がたくさんいることに気づきます。そこで知っている自分は知らない人よりも株式投資をする上で優位であると感じます。全くの勘違いです。知っていると知らないは株で儲けるという意味では実はあまり差がありません。本を読んで知った程度のことで勝てるなら誰でも株長者になれるでしょう。ネットではわかっている人より知っている人の方が元気だったりします。知っているからと知らない人に教えたりアドバイスしたくなります。「知らないから知るへ」というステップしか知らないのです。実は「知っている」ではダメでその上の「わかっている」が勝つために必要なのです。「わかっている」人は、わかっていない人にアドバイスするのはほとんど時間の無駄だということもわかっています。わかっている人から見るとわかっていないのに知識だけが膨れ上がった知っている人は手に負えません。知れば知るほど「わかる」から遠ざかる人とも言えます。株で成功する人は「知っている人」ではなく、まさしく「わかっている」人なのです。なんのことだかわかりませんかね? いいんです。わからない人はわからなくて。
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