全部出前ですけどいくら頑張って出前をとっても
以前の外食費のほうがずっと多いです
やはりお酒がないと安く上がっているなって思います
もう古い話で30年くらい前かな? 雑誌かなんかで競輪場に行ってファンにインタビューをする。長年競輪をやっている人に聞くんです。あなたは競輪で勝っていますか負けていますかトントンですか?って。そしたら100人に聞いたとしてだいたい50人くらいは「だいたいトントン」だって答えたんだそうです。それで少しは負けているけどそんな大きく負けていないって人が30人くらい。で勝っているて答える人はほとんどいなくて、そんでかなり負けているってが20人近い。つまり本人に直接インタビューした限りでは100人中80人くらいはそんな負けていないって返事のわけです。でも実際そんなもんで済んでいるわけはなくて、もし本当だったら競輪って事業が存続していないでしょう。つまり競輪ファンは自分を直視する力が弱いということです。或いは嘘つき?まあ記録もつけてないでしょうし。
では投資ってどうですか? 証券会社からの記録もくるけど入金したり出金したりあるいは移動したりもあるでしょう。配当をもらったり、はたまた優待も利益の一部と考えるか、または様々な金融商品があって利子配当も入る、もちろん納税もある。それで20年とかやったとして、自分がどれくらい儲けているかあるいは損しているか、正確に把握できている人ってどれくらいいるんでしょうか? もしそのあたりが不正確だとして競輪ファンと同じく自分を直視する力が弱いってことはないんでしょうか?わたしが直接知る人で負けているって認めているんだけど、正確にはどれだけ損したかよくわからないって言う人が複数います。理由は直視したくないからだそうです。真面目に計算すると落ち込むから。わたしは同級生で証券会社に行ってよく知っている人間がひとり、それから遊び仲間で元証券マンが一人、さらに以前の勤務先で証券会社から転職してきた人間を一人知っていますけど、彼らが担当しているお客について言うと軽く90%以上は負けているってことでした。この数字は自分のことじゃないから甘く見ていることはないでしょうし、嘘も言ってないと思います。
わたしは長年生き延びてきたとか、退場せずに続けられたとか聞いても、さてどの程度の人なのか?正直見当がつかないって気がします。自分で正確にわかっていない人のほうが多いと思います。(本気で調べればわかるかもって話は別にして)わたしだってどれくらい儲けたか正確にはわからないです。軽く数千万円の誤差はあると思います。いくら使ってきたかもよくわからない。ただ儲かっていないってことは絶対ないわけで、もし儲かっていないなら、会社を早く辞めて児童養護施設にも行けないしリゾートマンションで遊んで暮らせないし、たくさん旅行にもいけっこない。家だって何軒も買えるわけがない。結局豊かな暮らしゆとりある暮らしをするのは投資の目的だとすると、その人がどんな暮らしをしているかで判断するしかないって気がするわけです。まあ几帳面で自分で正確にわかっている人もいるんでしょうけど。わたしは今の資産でさえ正確にわかっていないです。人様もそんな視線でみておけばちょうど良いんじゃないでしょうか。
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