偽物ほどもっともらしく見える

2021年07月10日
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株式投資
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わたしのカミさんはブロッコリーが好きです
わたしは結婚する前にはほとんどブロッコリーを食べなかったし
スーパーで見た記憶もないんです
ひょっとしてブロッコリーって新しい?
八百屋さんに聞きに行こうかな?

お米の記事と印鑑の記事と二つ続けて書きました。ブログは好きなことを書けるけどどんなにもっともらしくわたしをディスっても印鑑のことは印鑑屋さんに聞いたらあっけなく出鱈目だとバレるわけです。今までバレなかったのはわたしが調べなかっただけですが、ただきっとその道のプロが読めば笑うもののわけです。ところが相場はどうでしょうか? この人に聞いたら間違いないって人が誰だかよくわかりません。つまり出鱈目を書いても簡単にはバレないということです。自分で自分が出鱈目とわかればまだ救いがありますが、自分で自分のことをまともだと思いこんでいる出鱈目な人は自分で修正などできません。

じゃあお前だって出鱈目を書いているかもしれないじゃないか? という問いかけをわたしは自分自身にします。だからこそいい加減なことを書いて人をミスリードすることを怖れるのです。自分はひょっとして間違っているかもという意識があれば、簡単に人に向かって講釈したり教えたりできるものではない。ところがわたしの経験が役立てばとか、何も知らない初心者に教えてあげたいとか、親切そうではありますが実は承認欲求に駆られたエセ玄人や自称ベテランが出鱈目を垂れ流す。こうなってくるとなんでもありで実績さえ否定する輩もでてくる。本物が誰かわからない世界で実績を否定して自分こそまともだと声高に叫ぶ、勢いがついて読者に小銭をたかる人間もいるわけです。

人をミスリードすることを怖れない人たちは、投資は自己責任という免罪符を掲げます。なぜそんなことができるかと言うと、匿名だからです。何を書いても最後自分は知らないで済むと思っているのです。最初に身内を教えて実績が出たら他人に言えばいいのにその逆をするわけです。遠くの知らない人間にさも親切そうに教える。都合が悪くなるとアカウントを消してまた現れるとかする人間もいる。わたしは逆に匿名だからこそ、書き手の品性がブログに現れると思っています。まともらしく振舞ってどこかで偽物とバレるようなブログなど書きたくありません。ところが偽物はそんな縛りがありませんから、むしろまともそうに見えるようにどうにでも書くわけです。もっともらしく書くことがなかば目的とも言える。ということで偽物ほどもっともらしくまともそうに見えて本物は霞むという奇妙は状況が常態化するわけです。いっそ自分こそまともだと自分でいうブログは全部信じないほうがいいんじゃないでしょうか?なんて思います。ちなみにわたしはまともじゃないですよ。どう見たってわたしは変でしょう。わかってやってます。




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