パラサイトFIREって?
2021年06月26日

これはBEFOREですけど
車2台とも綺麗に直りました
今日は洗車をします
片方が働いているから自分がFIREできるという人もいそうです。両方とも無職ですと社会的な存在としてけっこう不便があるものです。これはかつての専業主婦(主夫)がむしろパワーアップして家庭内にいながら自由を謳歌する存在に飛躍したと言えるかもしれません。家庭は旦那の給料で暮らしてはいけるけど、一方で扶養されずに自分のお金で好きなことができる例えば不労所得なりがあるとかまとまったお金があり、一方それほど熱心に家事をする義務感とかもないなら、どれほど専業主婦の鬱憤が解消されるだろう?などと思うわけです。
FIREしたいって思う人は増えている印象がありますが、家族全体を自分が支えてその上でもう働かなくてよいだけの経済状態を作り出すようなFIREは今後できる人が今以上に限られてほとんどいなくなるんじゃないかと思います。もう一流企業といえど過去のように手厚く終身面倒みてくれるわけではない。国も国で年金が減額され一人分かつかつ出すのが精一杯で基本は誰でも一生働いてくださいという世の中になってきています。夫婦だってどっちも一生働くんです。だから二人でFIREなんて夢のまた夢というわけです。わたしは54歳で会社を辞めて今は夫婦で無職のわけですが(軽いアルバイトは別にして)わたしの同世代を見渡してもこんなことできる人がほとんどいないのに、それが今後増えていくとは到底思えないのです。
すでにFIREの定義も変わり出している気がします。FIREする人は仕事はしたくないけど家族全体の面倒までは見切れませんってことです。それくらい割り切れないとFIREできない。これが家族のあり方とかにどういう影響を与えるのか? これは考察に値するテーマだという気はしますが漠然と思うのは、たとえ家族の間でも家族単位の時代から個の時代へとますます向かっているとは感じます。家庭内のライフスタイルに個々の価値観を持ち込むと言う意味で。FIREにもいろんな形がありますが投資行動を前提としたFIREを考える人も多いかもしれません。みんながみんなうまくいくとは到底思えないので、その場合はパラサイトFIREからFIREが抜け落ちることになるのでしょうか? 危うさを内包するからこそ一種の保険とも言える。だからこそパラサイトFIREって命名したくなるわけです。
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