避けるべきは「卑屈な下から目線」

2021年06月22日
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人生の考え方
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朝食は舞茸ご飯
晩に出すと皆食べすぎるので朝出してみたとのことです

世の中では「上から目線」にならないように気をつけている人ってのはたくさんいるんですけど、この上からというのが曖昧で、金持ちが普通に話しただけで反感を持つ貧乏人ってたくさんいるんです。馬鹿にされたと勝手に思い込む人もいる。だからつまらない嫉妬を買わないために、とくに初対面とかつきあいが浅い人には本音でパッと話すんじゃなくて言葉を選ぶようにするんです。開かれた場では特に言動に気をつける。誰が見ているかわからないから。それを見てああやはり成功者や本当に豊かな人は謙虚だなあと間抜けな感心をする人もいるわけです。成功者だから人間的にも優れていて尊敬に値するというのは幻想で、だいたいは普通です。そんな聖人君子みたいな人は実際いないでしょ。

問題は人を見て「上から目線」と感じる、いわゆる卑屈な「下から目線」なんです。あの野郎実績を自慢ばかりしやがって俺のこと馬鹿にしているな、とか、あいつラッキーなだけして偉そうに言っているけど本当は俺の方が実力があるんだぞとか、会社でこうやって鬱憤を抱えている人ってずいぶん見てきました。たまに飲み屋で爆発してましたよ。だけど実際はおとなしい振る舞いしか会社じゃできない。変革することも辞めることもできない。その挙句には鬱憤だけ抱え込む。そういう人が出世するってこともあまりないんです。そうなるとますます鬱憤がたまる。

そういう人には逆の特徴があって、困っている人とか悩んでいる人をみると何故か元気がでる。そして励ましてやりたくなる。その面では良い人を演じるんですけど、所詮自分の都合からでる良い人なんです。親切そうにアドバイスしてもアドバイスの目的は感謝されることなんです。相手のこと本気で心配するなら辛辣なことも言わなきゃいけないのにそんなわざわざ嫌われるようなことは言いません。自分では認めないと思いますけど、いわゆる妬みとか嫉みとかいう言葉で表現される感情が強い人たち。こういう人たちは下から目線なんです。そんな目線なんて見えないんだから気にしなきゃいい。人の愚痴を聞くより自慢話を楽しく聞けるのが少年少女の心です。もしも人の上から目線が気になるって人は、自分の下から目線に注意したほうがいいかもしれません。まあ若くて修正が効く人ならです。歳食ったらもうだめです。一度深く染み付いたら一生抜けないみたいです。抜けた人見たことないから。

参考過去記事
本当の成功者は自慢話なんかしません(謙虚です!)か?

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