施設の子が妬みを買うまでになるのも一興かも
2021年06月20日

相変わらず自室から見える景色ですが
森が盛り上がってホテルがまるで浮いているように見えます
2005年に書き出した時はたぶん部長になったばかりで気鋭のビジネスマンでした。ビジネスの話に加えて旅行とかホテルとかの記事とか写真が多かった時代です。実はもったいないことに消えてしまったんですけどサラリーマン処世術なんて記事はけっこう人気があったんです。今でもサラリーマン時代のエピソードは人気があります。その後先の震災があって気仙沼に単身乗り込んでしみちゃんとまっちゃんと連れ帰ってきたり、結局他人なんだけど看取ったしげちゃんの話とかの言うなら老人介護の話が多い時期もあって、これも自分の人生観という視点で書いたわけです。さらに平行して会社を辞めて児童養護施設に行ったわけです。この四年間はまったく児童養護漬けの生活でゴルフもやめてしまってほとんど旅行にもいきませんでした。自分が児童養護施設に行くことで自分自身の児童養護施設時代の思い出も書いたりして、この時期は実は一番応援のメッセージとかコメントが多かった時代です。
児童養護施設時代の次はリゾートリタイアライフ時代になるんですけど、まあ今書いているような感じで16年のどことも同じノリで日常の暮らしをそのまま描いているんですけど、まあそこだけ見るとそのあたりの苦労知らずのお金持ちブログと見分けがつかない。似たような暮らしをしているわけです。やはり一度はやってみたかった暮らしです。それで実はこういう話題がアクセスが増えるんですね。ただいわゆる固定読者じゃないです。それと読んでいても浅くしか読まない人たち、写真だけ見て終わる人たちです。16年のうちの最近の3年間の記事で急に悪口とか誹謗中傷が増えました。以前はほとんどなかったんです。批判的なことはたまに書かれましたけど、いわゆる妬みとかの感情的な誹謗はあまりなかった。今はかなり妬みを受けてるわけですが、これは仕方ないと思っています。ぱっと見てそう見えるように書いているんですから。無視してもいいけどそれで逆にブログのネタにして遊んでいるわけです。
ただ一貫してコアの記事では言っていることはブレていないので、そこを橋頭堡にして過去の古い記事にアクセスしてくれる人が確実に増えています。読めば読むほど、ああこんな人なんだ、こんなことがあったんだと、ずっと遡って熱心に読んでくれる人もいる。固定読者というのはこの16年間ずっと増え続けています。一度固定客になるとずっと固定客です。今は16年の中でリゾートライフの時期ということでしょうけど、これから10年20年と書いていくとしたら、また変わっていくのは当然のわけで、わたしが将来的にどうなるか自分でもわかりませんが、仙人的な暮らしに憧れているって自分で書いてますから、さてどうなるか? 自分が他のブロガーさんと一番違う点は非常に長期的な視点で自分の暮らしと考えかたを自分の作品にしているということです。そういうことで施設の子だったわたしも妬みを買うくらいになったんだなあと、自分で感慨を感じるというお話でした。
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