わたしの悪い癖は治らない
2021年06月15日
もうだいぶ前のことですけど、デイトレーダーについて失礼な記事を書いたことがあります。自分はトレードを極めているみたいに聞こえる言い草をするデイトレーダーの専業ってけっこういるわけです。あくまでも素人のわたしにそう聞こえるってことですけど誰でもそう聞こえると思います。それに憧れる人間もいる。ということでそこまで立派なトレーダーなら毎日画面に向かってシコシコやらないでさっさとわたしみたいに一生分稼いで辞めたらいいじゃねえか?何をダラダラやってんだってなことを書いたわけです。
実際ほとんどの専業は30年40年と持たない。10年くらいで随分偉そう。サラリーマンなら10年20年じゃまだ中間管理職だ。定年まで40年働くサラリーマンのほうがよほどましだなんて、誰かに向かって書いたわけじゃないですよ。ただデイトレードの専業の人ってのは修行僧みたいに自分こそ極めているってオーラが出ている人が多いのでなんかそう言ってみたくなっただけでお戯れなんだけどもちろん本心でもある。まあデイトレーダーの人が読んだか読んでないかわかりませんけど、わたしはデイトレーダーをバカにしてるわけじゃなくて、終わってもいない勝負で偉そうに語るなって言っただけなんですけど、デイトレーダーそのものをバカにしていると思った人もいるみたいです。
わたしはサラリーマンを長くやってきたんでサラリーマンの気持ちはわかるんですけど、正直言って辛くて悲しい思いをしているサラリーマンって多いんです。でも頑張っている。わたしは応援したいって気持ちはある。その一方で同じサラリーマンでも、なんだか自分が上級市民みたいな気になって思い上がっているサラリーマンてのがいるわけです、肩書きついて喜んでも所詮奴隷のくせして偉そうに言うなって、やれるもんなら奴隷を辞めてみろ。みたいな物言いをわたしはするわけです。自分が上等だと思うからむしろ利用されているんじゃないかとわたしは考えている。そうすると結局わたしはサラリーマンをバカにしていると思う人もたくさんでてくる。別に不本意じゃないのです。そう思う人間がいることもわかった上で、まあそういう文章を書いてみたらおもしろいなって思う自分がいて、実際笑ってくれる読者もいるしそれで書いたってことです。
児童養護施設で働いていた時に、子どもたちと夜中までずいぶんと話し込みました。わたしは子供達が今まで一度も聞いたことのないようなことを言いました。今の環境を人のせいにするな。お前らみたいな卑屈な貧乏根性じゃ一生のしあがれねえぞ、貧乏でおわりたくなけりゃまず根性から変えてみろ。最初はすごい反発でしたよ。ただそんなことを何年も続けていろんな話をしていって、子どもたちもわたしがどんな人間かわかってくると、わたしが言っている意味を自分なりに咀嚼してくれる子もでてくる。一番嬉しかったのは、ある子どもの言葉、ハルトモさんにできたこと俺にできないわけがない。成功して見返してやるから待ってろ!って言われたんです。
わたしは子どもに感謝してもらいたいとか気に入ってもらいたいとかないんです。自分なりでいいから成功して幸せになってほしい、それだけなんです。そのためにはわたしがバカにされても恨まれてもいいんです。そう言ってくれた子どもの気概が嬉しい。前の話に戻りますけどわたしの毒舌に刺激を受けて何かと考える人もいる。別にわたしは読者に感謝されなくても気に入られなくてもいいのです。なんかそうやって人様の気持ちを揺さぶってみたいって思って、100人から嫌われても一人の人生になにかしらの光を投げかけたい。そんでうまいこと行く時もあるもんですから、なかなか止められないってことなんです。わたしは答えはだしません。何か考えるきっかけを提示したい。結局自分の人生は自分でなんとかするしかないのですから。
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