私にとっての難平と分割の違い

2021年06月08日
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株式投資
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夕日と朝日くらい違うと思います。難平の難というのは災難の難ですので、買って下がって酷い目に合っているけどこの際買い増して平均単価を下げようかということで、最初に買った時にはすぐ上げることを期待している。分割は底がわからない以上ここらと決めたあたりから、分割して買い下がる。だからエントリーした以上下がるのが予定通りの展開。わたしの場合なぜ分割するかというと反転して上がってしまって何も買えないというリスクを避けるためです。いくらか買っていることで反転がもたつけば追撃買いもあり得る。わたしの場合は企業分析が尋常のレベルじゃないので買い下がる値幅は広いです。

将来1000円になると確信した銘柄を150円で買う、80円でも60円でも買う。倒産しっこなくて1000円になると確信してんだからソンキリはあり得ません。だからと言って塩漬けになるようなものは買いません。3年後に会社の業績が化けることを知っているからです。そんなこと可能か? 20年前の自動車産業は可能でした。車の開発に3年以上かかる。その技術は特許と学会で発表される。さらに法規制も事前に議会の動向で確認できる。当時は燃費技術と排ガス技術と安全技術が百家争鳴してわたしのような業界の専門家のみが自動車業界を正確に見渡せていたのです。トヨタは3000円から買い下がりました。想定した底は最悪1500円ほどでしたが2400円ほどで底を打ちました。もしもトヨタの株価が1500円を切って1000円になったら? 損切りして売るわけないでしょう。毎年二兆円の利益を上げる会社の時価総額が数兆円で済むわけがない。

わたしは別に損切するななんて言ってません。わたしは損切りしないで済むような銘柄選びかつ適切なエントリーポイントで入るというだけのことです。その代わり滅多に入れません。損切りを手の内に入れる人だっていると思います。 よく損切りすべきかすべきでないかなんて議論をネットで見かけますけど、損切る必要があるなら損切る、必要がなければ損切りしないってだけのことです。わたしは損切りしたことないけど得切りしたことはあります。エントリーして目標額に達してはいないけど会社の内容が見立てから外れて変わったので切った。見立てが狂えばわたしも切ります。ただその見立てにもいろいろあって、株価であったり企業の内容であったりということかと思います。

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