「これが最後の勝負!」をやってはいけない

2021年06月06日
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株式投資
映画でもこれが最後のヤマだとか、俺はもう一花咲かせんるんだってのはロクな結果にならないじゃないですか? わたしには理由がわかっていて、これで終わりだと思うと早く終わらせたくなって気が焦るんです。ゴルフで短いパットを外す理由の一番は、早く入れて楽になりたいって自分の心向きです。学生時代に大垂水ってバイクコーナリングの聖地で、イッシーが言っていた。最後の一本でコケる奴が多いって。実際そうなんです。わたしの株の場合はいくつか勝負をして勝負と言えるのは最後のトヨタだったけど、やっている時にこれは最後だなんて思ってなかったです。そうそうチャンスはないことは心得ていたけどこれで終わりという意識はエントリーからイクジットまでなかった。

ただ利確してしばらくたって、そして自分の暮らしとか人生とか考えると、やはり儲けおわったんだなって実感が湧いてきた。要るだけ儲ければ終わりとは思っていたけど、実際はオーバーランとか足りないとか多少はあるわけで、双六じゃないんだからそんなピッタリは終われない。わたしは気にしてないうちにゴールラインを通過していたんです。これ以上儲ける意味がどれほどあるのか?振り返るとあそこがゴールだったんだなって、こういう気持ちが大事。つまりゴールの瞬間まで雑念を入れず気を緩めないってことかと思います。そのためのは自分さえも洗脳するくらいでないと。ということで、たぶんですが「これが最後」をやってはいけないって気がします。

ただわたしのように出口を語る株ブロガーは非常に少ないし、出口なんて見えもしないって思っている人が多いから言っている意味がそのまま通じているかは疑問なんだけど、出口が見えないじゃないんだよね。最初から見ようとしないで想定もしないで入っているんじゃないかしら。わたしにはそうとしか見えない人が多いです。出口というのは一生使いきれないのが出口じゃないです。その人の器で決まります。家一軒買って引退する人もいる。器以上に儲けようと喘ぐ人もいる。儲けることそのものが向いてない人だって多くいるんです。(一番多い) 挙句の果てには株は楽しくやりたい? そういう人とは話があいっこないです。楽しくやって大儲けてしているってならいいですけどね。勘違いする人もいるんだけど、わたしだって株とか勝負は趣味じゃあないけど嫌いじゃないんですよ。嫌いじゃないから長年やってきているし、いろいろ書いている。ただそれ以上に恐怖とか罪悪感ってのがあるってことです。株で勝つのに罪悪感なんて言ってもまず通じない話です。儲けが空から降ってくればいいのですが、そうはいかずに誰かの財布からこっちに移動してくるとわたしはそう思っているんです。

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