個別株を止めるという選択
2021年06月03日

他にもいろいろあるでしょう。なんだかんだ言って個別株のメインの動機は一発当てたいってことだと思います。もともと株で負ける負けないってのをやる基準にするのはおかしいとわたしは思っていて、負けないとか小銭をちまちまというのであれば、もっと楽で堅実な方法がほかにもあるわけです。
退場しないことが大切なんて言う人もいるけどその程度であればインデックス投資が良いとわたしは思います。そういうことで個別株で10人中勝てるのが1−2人だとしても、勝ってる中身がちまちまじゃなくて、まさに一発当てました。のしあがりました。経済的自由です。リゾートライフですって洒落込める人は、さてどれくらいいるんでしょう?1000人に一人もいないでしょう。その数字はどうでもいいですけど、そんな人なんて滅多にいないってことです。
であるなら個別株を止めるという選択をする人がもっと増えてもいいと思います。自分なりにいろいろやったけどどうも自分には向いてないようだと見極めることができるなら、自分のことがわかっているってことですし、それでまた違うことをして幸せを目指すのは素晴らしいことだと思います。株に使う時間を別の趣味に投じて実利を得たりあるいは趣味に関連する仕事を得て老後の糧にする。一生働くというとこき使われるようなイメージもありますけど、例えば自分のことで恐縮ですけど、趣味のゴルフに関わる軽い労働をして自分が好きな場所で楽しく働けるのであれば、別にずっとやっていても嫌じゃないわけです。
わたしがいるバイト先は80歳でも働いている人がいます。外にいて日差しを浴びて自然を眺めながら、それでゴルファーとの会話も楽しい。部屋の中で黙ってパソコンの画面をじっと見ているより健康的ですし、人と話すってのが楽しい。最近思うのはネットで投資関連についてブログとか書き込む人で普段、家族以外の人とあまり話してないんじゃないかしら?ってこと思う人が多いです。ましてや一人暮らしだとまったく話さない。暗くなってネットで発散てのはどうなんですかね。いろいろと刺激を受けるような外部の人と話す機会ってのは気持ちを明るくする効果があると思います。
個別株をやめるというのは他の選択を広げるという意味でとてもよいことだろうとわたしは思います。実際やめたほうがいい、やらないほうがいいって長年言っています。わたしがしつこく言うもうひとつは株は幸せになる道具ってこと。いろいろ株のブログを見ていてわたしの視点は、この人幸せを感じて株をやっている人かな株が幸福に寄与しているかなって視線で、儲ける儲けてないってのはその次です。幸せそうで羨ましいなんて思えるトレーダーってそんないません。一発当てるなんて無理だ。じゃあ投資はコツコツにって思考じゃなくて、一発はないなら潔くさようならってほうが幸せには近づきやすいのもかしれないって思います。
わたしもこのブログを長年書いてきて以前は若かったなと思う時もあります。どうせ儲かりもしないのだからやめておけってのがわたしの40代からの言い草で、その通りなんだけど、とりつくしまがないわけですよ。もともと面白く書けばいいわけで読み物を目指してたんでアドバイスする気持ちはなかった。ただ読者も増えてきて、多少丸く言うなら、個別株をやめて別の幸せを模索したほうが人生ハッピーかもよって、ここ数年はそういうトーンにわたしの記事もなってきてます。言っていることは同じなんですけど以前の方が辛辣だった。今でも十分辛辣だと思う人はその人にもなにか心中あるんじゃないでしょうか? わたしの言う通りしたら損する人いないんです。いいブログだなあって思いますね。だめ?
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