大坂なおみは世の中を変える力を持っているのかも

2021年06月02日
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日々の雑感ーリタイアライフ

大坂なおみさんの会見拒否問題で世界中が大騒ぎになっています。賛否両論あるようです。わたしは彼女が正しいとか間違っているとか、こうすべきだったという議論は他に任せればよくて、わたしが言いたいのは、彼女は凄いってこと。なにが凄いかというと、自分が築き上げた地位とか名声とか捨ててもいいから自分が言いたいことを言うって態度。普通人間ての成功するとお利口さんになっていくわけです。そんな所属する団体と波風なんか起こしたくない。そんなことして損したり地位を失いたくない。会社だって若い頃は言いたい放題だったけど出世して偉くなるといい子になって上に逆らえないって人間が多い。

誰だって自分の地位が可愛いわけです。大坂さんくらいになれば、他のやり方がいくらでもあるし、もし今のインタビュー制度がおかしいと思うなら自分の意見を具申したり公表することもできる。他を通じたり誰かと共同したり、でもそんな程度じゃ世の中変わりはしない。一人でぱっぱかやっちゃう。はらが座っているというか凄い迫力です。もちろん彼女は若いし計算してやっているわけでもないとは思います。きっと周りは止めたんだと思います。得はないからやめておけ、うまく生きろと。でもそんなの彼女にとっては重要じゃないんでしょうね。それが凄いってこと。その迫力に押されてか団体側も声明を発表して選手のメンタルケアに取り組むと言い出した。こんなに早く言わせられたのは彼女だからだと思います。

わたしは彼女がやったことをほんの小さなスケールで会社の中でやっただけだったけど、それでも大変な騒ぎになったし結果最上層部にはなれなかった。自分ではそれでいいと思ってやった。媚び売って偉くなろうとか思ってなかった。でも大坂なおみさんはそれを世界的レベルでかつあの年齢でやってしまうってのは、きっと天然で凄い人なんだって思います。そのパワーがテニスに向かうからあれだけの実績がでるのかもしれない。今回の件で知らなかったけどテニス選手は負けても30分以内に記者会見を受けないといけなくて反すると100万円200万円の罰金が課されるそうで、それって凄くないですか? 心ない質問だって当然出てくる。二時間三時間たった一人で戦って負けた敗北感って、たぶん同じなのはボクシングとかじゃないかしら。ボクシングで負けた人間が30分以内に記者会見って考えられないけど、テニスでは当たり前になってるらしい。相撲だって負けたら答えない力士が多いけど、罰金になるってことですから。まあ普通じゃないと普通に考えれば誰でも思うんじゃないかしら。それを言うか言わないかですよね。
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