彼は何者だったんだろう?
2021年05月31日
東京に出てきて吉野家という天職?を見つけるまで、全部で3つくらいの新聞店で働いたけど、どういうわけか全部読売新聞だった。最初が読売だったからかな。だいたい一人で300軒くらい配達してた。折り込みが多いとすごい量になる。で300軒分自転車に積めるかというと案外積めるんである。前のカゴにタワーのようにうず高く積み上げる。それとバランスを取るように後ろにも積む。結局後ろのも前に移していく。あまりに重い場合は中継って言って途中地に運んでもらったりしていた。そういうことでなんとか300軒配るんだけど、それとは別に専門紙というのも配達していて株の新聞ってのがあった。
まったく興味はなくて。株なんて別世界のお金持ちがやるもんだと思ってた。300軒配ってせいぜい2−3軒かな。でも一軒今でも覚えているお客がいる。古いアパート。新聞はポストに入れるんだけどそのお客は来るのを待っていてすぐに取るんです。たまに直接手渡したこともある。風貌は覚えてないけどたぶん堅気とは言えない感じじゃなかったかしら。まあその時は実はなんとも思わなかった。ただ新聞が来るのを待っているってお客は珍しいので覚えてる。今にして思うのは、彼は何者だったんだろう?なんで汚いアパートに住んで株式新聞読んでた? いったいなにがあった?今のわたしだったら直接聞きたくなるね。考えすぎで普通の証券営業マンかな。でもさすがにわたしが新聞配達をすることはもうないだろうね。と言うよりそいつがいないだろう。
話は変わるけど那須のリゾートマンションにトレーダーが住んでいる可能性高いとわたしは思う。以前那須湯本の民宿に泊まった時に女将と雑談してたら株で暮らしているって人間が住むところを那須で探そうかと思っているって言ってたと聞いたこともある。どう考えても那須のマンションはトレーダーには最高の場所のひとつじゃないかしら? それほど気にしてないのでどの部屋ってよくわからないけど、さいたまから那須に夜遅く着いても明かりがついている部屋はあるからね。アメリカ株とかFXでもやってんじゃないかなって気になったりする。考えすぎか。でもそうであっても不思議はないね。ひょっとしてこのブログを読んでたり? なにせわたしのブログてのは何年も黙って読んでいる読者って多いのよ。コメントするにもけっこう内緒が多い。
別にコメントたくさん欲しいわけじゃないです。読者に余韻を与えたり考えさせるような文章を書いているとコメントって少なくなると思います。わたしの講談の師匠が言われてたけど、本当に良い講演というのは質問がでないそうです。みんななるほどと聞き惚れてそれでなんか自分で考えたり。もちろん馬鹿げているとかおかしな奴とかにもコメントは来ないけど、何年も読み続けたりはしないでしょ。読み続ける読者がけっこういるのにそんなにコメントや質問がでないってのはきっといいことなんだろうと思ってます。話はだいぶ脱線したと言うか、もともとレールなんかないんだけど、そういうことで那須にいてもこの人何者?って視線でつい見てしまうというお話でした。きっとわたしこそ何者?って思われてる気もしますけど。
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