株式投資はシンプルイズベスト?

2021年05月24日
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株式投資
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最近唐揚げって流行ってません?
近所の韓国料理店が閉店して
代わりにコリアンチキンのテイクアウトがオープンしたんですけど
吉野家の唐揚げのほうがずっと美味しい
こういう事態だからと急に始めているってケースが多いから
玉石混淆なんでしょう

株式投資はのんびりまったり楽しみながらとか言う人がいる。すでにまとまった資産があって、その大部分は温存しながら、遊び気分でやるとか、配当もらってのんびりって言うなら、それはわかります。すでに磐石なんですから。でもこれから資産を増やしたいとかいう人には全然違う景色になるんじゃないでしょうか。言ってはなんだけど少ない資金で株を始めて、目指せ億り人なんてノリの一方でのんびり楽しみながら、それも仲間内でワイワイと、それってどうやるつもりなのって思うわけです。わたしみたいに株は食うか食われるかだって言う人もいる。わたし以外にもプロとかで同じことを言う人もいます。

もしも株は食うか食われるかの世界であるなら、のんびりまったり楽しみながらで、無事に済むと考える人はどういう存在なんでしょう? 結局環境認識が最初から違うわけです。わたしなんか株式市場は戦場で怖くて危ない場所だからあまり長居したくないって気がある。一方で戦場でのんびりまったりとリゾート気分でくつろぎたいって人もいる。まあそれで勝てれば一番いいのかもしれません。よく利食いは難しいって聞くんですけど、わたしみたいに長居したくない人間は目標とした株価でさっさと売りたい逃げたいって気分だから利食いが難しいなんて思わない。わたしは長期投資ですけど、長期だからのんびりまったりってことはないです。

日本人はシンプルイズベストって言葉がやたら好きな人種じゃないかなって思ってます。英語で長いこと仕事をしてきたけど外国人の口からこの言葉を聞いた記憶はないです。シンプルで良ければそれでもいいけど、ちょっと複雑なだけで拒否するってメンタリティと裏表だからちと始末が悪い。仕事でもそういう人いました。大して難しい話でもないのに、やれ、ややこしい、もっとシンプルにできんのか?と言う人。頭が固いだけだってわたしは思ってました。全体の印象としてヨーロッパ人というのは複雑なものを否定しない印象があります。アメリカ人は総じて陽気で単純なように見えるけどリーダー層はけっこう複雑系だってわたしは思ってます。

ビジネスとか政治とは相手がいることですから、相手を凌駕するためには複雑にならざるを得ないと思います。アメリカのCIAとかがやってることなんて複雑の極致でしょう。他の国も同じです。株式投資も相手がいることですし、もしも金の奪い合いなら、シンプルイズベストって、そんなことそれこそのんびり言ってたら、どういう運命が待ち受けているかってことです。株式投資を始める時に、自分はどうやろうかとか、どういうスタイルがあっているかなとか、自分のことばかり考える人が多いと思いますけど、それって傲慢じゃないでしょうか? そもそも株式投資とは何なのか、市場とはどういう存在か、まずそれを考えるのが、本当の謙虚さじゃないでしょうかってわたしなどは思ってます。

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