半沢直樹見ている

2013年09月20日
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日々の雑感ーリタイアライフ
前の会社を辞める時の上司は
ヘンリーとか自分で言っていた
日本の会社から転職してきた人間だが
わたしと話すときに
自分は資産が十分あり、もうどうなってもいい、怖いものなしだと
よく言っていた
でも会社でやっている行動を見ると
まったく逆だ
ほんまに怖い者なしの資産なんてあるんかいな?
わたしは訝しげに思った記憶がある
 
ヘンリーの個人資産がいくらあるかは別に知らんしどうでもいいが
今となって思い当たるのは
長年体に染みついたサラリーマン根性である
いくら金があろうがなかろうが
飼い犬は飼い主がいないと落ち着かないのだ
そう思って彼の行動を振り返ると
なるほどと得心を得る
 
その一方でわたしは
野生の一匹オオカミそのままである
育ちが悪いのだ
ヘンリーはよくわたしのことが理解できないと言っていた
さもありなん
野生動物は野蛮で獰猛で理解不能であろう
 
それにしてもわたしは幸運だった
オオカミのくせして
飼い犬の群れに紛れ込み
ちゃんと飼い犬世界で成功してしまった
オオカミは会社以外でちゃんと収入を確保して
まさに怖いものなし
飼い犬世界で吼え続けた
 
ドラマ半沢直樹はすごい人気だ
人気の根源は
半沢直樹のように振る舞えない多くの飼い犬サラリーマンが
すかっと快哉を上げることだ
自分ができないことを半沢直樹がやってくれる
 
わたしのように
半沢直樹以上にやりたい放題のサラリーマンであった身からすると
半沢直樹は食い足りない
所詮会社の看板を取ると何も残らない
社宅住まいで収入も会社一本で出向は怖い
彼が銀行なんていつ止めても困らんだけの経済的余裕があれば
また振る舞いもちと変わってくるだろう
でもそうなると
世の中のサラリーマンの共感は得られんだろうな
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