複利の力のまやかし

2013年09月19日
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株式投資
株式投資を始める
軍資金が1000万円としましょう
それで一年頑張って、運よく10%の利回りが得られたとしましょう
つまり資産が1100万円になった
 
そうしましたらね
100万円を現金化して、それで証券口座からも引き出して
できれば、簡単に解約できないような預貯金にしてしまう
 
そうするとまた軍資金が一千万円でまた新しい一年が始まる
そしてそれとは別に100万円の預貯金が現れた
その100万円のあるなしが昨年との差
初めて儲かったなと思える
 
次の年は
成績が振るわなくて50万円の損失を出した
そうすると1000万円が950万円になったわけだ
 
そこでその次の年は950万円を元本として勝負する
そしたら今度は950万円が儲かって1200万円になった
そうしましたらね
200万円を現金化してまた定期預金などにしてしまう
 
また元手は1000万円ですよ
ただそれとは別に200万円と100万円で300万円が別にある
 
こんな調子で毎年続けていって
もしセンスがある人間なら儲けが1000万円に到達する
 
そうしたらね、そこでもともとの自分の預貯金と合算してもいいのです
10年くらいに短いローンなら金利も安いので組んで構わない
中古のマンションを買うのです
ちゃんといい物件を選んでくださいね
キーワードは絶対借り手がつく物件、自分が住みたいくらいの物件
 
それでずっと家賃をもらうわけです。
その家賃はそのまま貯金していく
 
そういうことを続けてマンションを二軒買った
すごい大成功だ
元手が一千万円だが
今はマンション2軒の大家であり
なおかつまた一千万円に投資軍資金がある
 
でもまだ調子に乗ってはいけない
元手の一千万円で投資を続ける
だが、運悪く暴落だのの憂き目にあい
1000万円が500万円に目減りした
 
そうしたら今度は500万円を元手に
次の一年戦うのです
 
そしてもしも武運つたなくゼロになったら
そこで
あなたの株式投資は終わるのです
きちんと終わってください
その程度の腕前なんです
 
でもちゃんとマンションが2軒残りましたね
投資は通算して成功と言えますね
 
 
まあこんな流れだ
これが実はまっとうな勝てる投資家の進め方なんですよ
お分かりになろうか?
預金ならいざ知らず
複利なんて、株式投資には滅多に存在しないのだ
複利で効いてくるケースは確かにあるうるが
かなり限られる
運用する人間がもともとそういう器を持っていないといけない
 
素人が
複利で儲けようと考えるほうがどうかしている
複利の力などと言うのは
投信でも売ろうとする金融営業マンの戯言ですよ
1000万円を1100万円にできるなら
2000万円を2200万円にするののも同じと考えるのは
何も知らないからだ
難易度は全然違うのだ
100万円を一年で200万円にした人間に
一億渡せば2億にするか?
そんな単純なもんではない
実際やればわかる
 
わかっていない人間の戯言を信じてはいけない
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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