抽象画とジークレーは相性が良いと思います
2021年03月13日

抽象画というのは具象画の延長にあるそうで
このミロの逆立ちする男という作品の油彩模写
ちゃんと逆立ちしてる
本当は立派な額に入ってましたが外枠をはずしました

カンディンスキー
これも人がいます
出力はプリモアートと言ってジークレーをさらに高級にしたものだと思います。

これはピカソのパイプを持つ男
キャンバスジークレー

これもミロ

モンドリアン
こうなるとなにがなんだか
家に絵を飾る時、抽象画というのはあまり人気がないんだそうです。風景とか静物が人気らしいです。抽象画はよくわからないと言う人が多いそうです。別にわからなくてもいいんじゃないってわたしなんか思います。わたしはこういう絵が好きです。見ていて飽きない。気分で向きを変えたり逆さまに置いてみたりします。一枚目のミロの逆立ちする男が、立つ男になったり、横になる男になったりしますが、全然違和感ないです。
すべて名画の複製画ですけど、人が描いたものはミロの逆立ちする男で中国に発注して納期が何ヶ月もかかりました。それ以外はジークレーです。ジークレーと言うのは一昔前の版画以上の画質の高精細インクジェットプリントだそうです。今は版画でなくてジークレーを使うアーティストもいるそうです。名画の場合は原画から高精細のデジタルカメラで撮影したデータを美術館が売り出していて、そのデータからまた高級なカラープリンターで出力をするという工程で、質の良いものだと補正を入念にかけるので納期が何週間もかかったりします。
媒体も紙だけでなくキャンバスに出力するとこともできます。抽象画だとまるで油絵のような質感になります。ジークレーもピンキリで高いものは10万円くらいしますし安いものなら1万円くらいからあります。(もっと安いものもありますけどサイズが小さくなっていきます。)たぶんどれだけしっかりとしたデータを使っているかとか、プリンターの性能と補正の手間隙で値段が変わるんじゃないかなと思います。
それほどでないアーティストの版画に何十万円も払うくらいなら、好きな名画のジークレーを飾った方がわたしは良いと思います。版画と言うだけで結局印刷なんですよね。画質的に安っぽさはないと思います。具象画ですと油絵の模写の方が質感が高いと思いますが腕前の当たり外れもあるでしょうし欲しい絵を必ず描いてくれるわけではありません。ゴッホとかは広く出回ってますからゴッホが好きな人なら模写もいいかもしれません。高級なジークレーならプリモアートが良いと思いますが残念なことに、販売を止めるようです。手間だけかかって儲からないからだと思いますが持っていてよかったなと思います。
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