理論と実践の間をつなぐ何かとは何か?
2021年02月26日

リゾートマンションからの那須岳
ゲレンデが呼んでるって思います
今シーズンは33日滑走しましたけど
ここ最近板が遠くに出て行って跳ね返ってくる感じが掴めた気がします
株式投資の実践というのは、これは売買をすることですから、つまり何をいついくらでどれだけ買うか、そしてそれをいついくらでどれだけ売るか?(逆向きもあり)、これを決めるというQuantitativeな話のわけです。一方株式投資には多くの理論が存在するのでしょうけど、どの理論もそこまで具体的には指し示さない。株の理論がQualititativeなのはその性質上当然のことです。例えばある理論を勉強してその理論に則り100人が個別に株式投資をしたら?100人とも同じ銘柄を同じ値段で同時に同じだけ買うことになるでしょうか?そうなりっこありませんよね。そして100人の中で勝つ人間と負ける人間がでてくるでしょう。たぶん負ける人間の方が多くなる。
つまり100人を100人とも勝たせようとしたらQuantitativeに指示するしかないのです。でもそれは株式の理論がすることじゃない。相手がいるものは相手によって状況も変わるからいつでもこの数字と決まらない。多くの理論は概ね見当違いなことは書いていないのに関わらず多くの投資家が負けるのは理論と実践の間になにかそれを繋ぐものが必要で、つまり理論じゃ勝てないというのは乱暴すぎるけど、理論だけでは勝てないということかも、そこに株式投資の本質がありやしないか?などとわたしは考えるわけです。
多くの個人投資家は手法探しにやっきになります。手法をいくら手に入れても実はその人の売買は手法以外の何かが作用している。そしてその何かを多くの個人投資家は軽く考えている。例えば儲けた人間の手法を真似すれば自分も勝てるはずだと思うとか。実は手法が20で何かが80くらい作用して勝ち組と負け組に分かれているかもしれない。なぜならどんな手法にも勝ち組と負け組が存在するからです。ひとつの理論は勝ち組も負け組も生む。ひょっとして具体的な理論と呼ぶものなしでも勝てるかもしれない。そして常に勝ち組は少数。わたしはその何かとは何か?に長年注目していろんなこと言っているんですけど、そもそもその何かの存在さえ気にしていない人は、ハルトモ のブログは参考にならないなどと軽く言うわけです。別に参考にして欲しくて書いているわけじゃないですけど見当違いの指摘だなとは思いますね。
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