攻撃は最低の防御なり
2021年02月14日
最近誹謗中傷についての記事が多いので
ネットで誹謗には誹謗なんてのは最低の防御だなんて話はしないで
今日は株の話

この表を見て覚えている人はまずいないと思います。株式売却益に対して非課税というとんでもない時限立法がかつてあった。この恩恵に預かった人は我々夫婦以外聞いたことがない。どんなに経験が長い投資家でも自分が適用になったなんてブログも見たことない。条件が厳しく適用できない人が多かった。特に特定口座の源泉ありと選択しているとダメだった。だが我が家はすっぽりとハマった。生まれて初めての株購入でほぼ全財産を突っ込んだボッシュがテンバガーになった、それだけでも凄いのに、その売却益への課税の多くが免除された。つまり無税。今の税制だったらいったいいくらの納税になっているか?考えるだけでも恐ろしい。当時はなんか政府が夢を後押ししてくれた気がしたもんです。
わたしが売買していた時期は基本10%の税率でした。株式の売却益が20%に上がる前にわたしは保有株を全株処分した。ちょうど目標価格に達したからです。20%って言うと税金が倍ってことだからたまったもんじゃない、てわたしは感じるけど、今の人は20%が当たり前なんですよね。わたしがもう株を頑張る気がしない理由の一つです。これからは増税傾向なんで株式の売却益への増税も検討しているとどこかで読みました。所得が低い方は反対が多いので累進税率とからしい。将来は、億り人だなんて言っても、半分くらい税金で持っていかれて、いきなりハーフ億り人に陥落ってことになるかもしれません。株で損したことないのでよく知らないんだけど、損益通算って儲けて納税して、その後いつか損しても適用にならないですよね。億り人を維持するのは容易じゃなくなるね。なんだか夢のない時代になっていくのかなって気がします。まあもともと夢のようなことを期待しない人には関係ないんでしょうけど。
こういう時代になっていくと、攻撃力もさることながら防御力が高い人間が成功の条件になるんじゃないかしら。数少ないチャンスを生かしてのし上がる、そこで多額の納税をするけど、その後は攻撃をやめて防御にまわり長く資産を維持して身の程を知りつつ豊かな生活をエンジョイする。攻撃続けてもそれほど旨味がないわけです。こと株については攻撃は最低の防御なりですよね。わたし以外に出口戦略を明確にしてそれを実行する投資家はまったく見ませんけど10年20年すると、あれハルトモ の言う通りになってきたな、なんてことにならないでしょうか? わたしの15年前の記事を読んでもそんな変なこと書いてないって今言われることもありますけど15年前には私以外誰も言っていなかったことが多いのです。いくつか予言も当ててますしね。
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