ネットでは知ったかぶりほど言い争いをする
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今の時代はネットで検索すると、どんなキーワードでもなんかでてくるわけです。それでちょっくら読んでわかった気になってまったく見当違いの論理展開をするという人がやたら多い。株の理論だってネットで調べて先生になっちゃう人もいるわけです。そうすると多少本とかを読んでいる人にいとも簡単に捻られてしまったりします。でも本を読んだくらいではネットで調べたのに毛が生えた程度です。たとえばランチャスター戦略って、あれはまず本を読んでそれを予備知識として、2日とかのコースを高い金を払って受講するんです。その上で会社で運用していくためにはコンサルティング契約を結んで定期的なフォローをかけていくわけです。理論はそのまま市場でなんか通用しませんから実践して10年とかやると他の理論も含めて多少マーケティングというものがわかるかなというものなのです。わたしがいた会社ではマーケティングが一人前になるのに10年くらいかけてました。
そうやって経験を積んできて理論もしっかりとしている人なら、知ったかぶりを捕まえて罵ったりしません。「あいにく初耳です。不勉強で申し訳ありません。」って言うのです。わたしがいた会社はアメリカの大企業ですが事業部の本部はボストンの近くにありました。本社は違うところです。そこで各国のマーケティングマネ−ジャークラスを集めてマーケティングとかのトレーニングを受けたりしたこともあるんですが、来る先生というのはMBAの講師クラスのわけです。東海岸の一流の大学で教えているような先生です。つまりアメリカではマーケティングと言ったらMBA(経営学修士)の科目のわけです。そのマーケティングの科目でランチャスターなんて見たことないし講師から聞いた記憶もありません。日本では知られていますけどMBAで扱われていない以上アメリカ普及しているとは言い難い。もちろん最近は知りませんよ。不勉強ですから。ただランチャスターと似通ったものを教えています。商売の基本だから似てくるのは当たり前です。わたしがいた会社ではランチャスターは企業としては採用していませんでした。わたしは受けろと言われたんじゃなくて自分で会社に申請してトレーニングを受けたと記憶しています。そういうことでこのひとはせいぜい本を読んだ程度じゃないかなって人がネットでちょっくらかじった人間を罵っているってことかとわたしは思われます。ただランチャスターでどの企業が将来伸びるのか予測できるというのは初耳です。不勉強で申し訳ありません。
ネットではちょっと調べて偉そうに書く人は多いわけですが、そういう人はたぶんなんでもそうやって書く人じゃないかなって想像せざるをえません。言葉遣いの話ではなくて考え方の話です。ちょっと調べたとかちょっと試したとか、その程度でわかった気になってしまう思考回路の持ち主だということだからです。それが言葉になってでてきているのでしょう。わたしは自分が詳しいとかわかっていることはそれなりに書きます。例えばマーケティングとか営業とか経営分析とか、それと自動車業界のこととか、あと児童養護についても詳しいです。それ以外は知ったかぶりをしないで言葉を選らんでいます。株とかはまったく本も読んでないし、自分の成功体験を自分なりの言葉で語るだけです。自分が正しいなんて言わないし真似しろとも言いません。だから反論は来ないです。自分はこうやると言ってうまく行っているもの反論しようがないのです。そうは言いましても、それはこれだけたくさんの文章を書いているわけですから、知ったかぶりになってしまうこともきっとあるんだと思います。ただそれもかなりわかった人が失笑するくらいのレベルにはなっていて、ハルトモてめえの頭はお花畑だとか罵ってくるような手合には負けないということです。
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