<株ブログの事件簿>ブロガーの誹謗中傷には二種類ある
わたしが以前受けた誹謗中傷は感情任せのいわゆる悪口雑言という種類のものでした。しかし最近ネットウォッチしていると新種の誹謗中傷を発見しました。それは売名目的の誹謗中傷です。自分のブログを売り出したいために人気ブログに的を絞って、言いがかり難癖をつけて自分のブログへのアクセスを増やしたいという輩です。仮にそのブロガーをR氏としましょう。そのR氏は2013年ですからもう8年もブログを書いています。最初書いていた記事の内容は政治経済が主体で、自分は論客として有名ブロガーになりたいと考えていたようです。それで記事の中で経済人を猛烈に攻撃します。言うなら売名行為です。ところがその経済人はまったくR氏を相手にしません。
ということで泡沫ブロガーとして苦節6年続けたけどまったく芽がでないわけです。そこで彼は方針転換を図ります。株式投資などの分野です。そこで彼は過去6年間まったく触れてきたこともない、株式投資に関する理論を持ち出します。それはランダムウォーク理論とランチェスター戦略というものでした。たまたまわたしがランチェスターについては専門ですので読めばわかりますが、どこぞで仕入れたものかなとしか思えない記述です。その上で彼は株の人気ブロガーに手当たり次第と言っていいくらい攻撃を始めます。狙いは人気ブロガーだけ。売名目的ですから当然です。
つまり彼が過去6年間政治経済分野でやってきたことを、分野と道具を変えて投資分野でまったく同じことを行っているわけです。ところが彼の本意を理解しない人たちが猛然と彼に反撃を始めます。彼のかかげる論理を論破しようと試みます。これは彼の思う壺です。彼にとってはランチェスターもランダムウォークも本音のところはどうでもいいのです。どうせ最近仕入れたものです。目的はアクセスをあげて人気ブロガーになること。ランキングをやたら気にすることがその証左です。
そういうことで彼は実はけっこう冷静です。危ないところで事件にならないように表現に注意をしている様子があります。少なくと言えることは彼を喜ばすようなことをしないこと、つまり相手にしないことです。ただその相手にしないのもけっこうな忍耐を要求されます。株式投資分野にくるまで6年間も執拗に政治経済記事を書いていた人間なのです。まあこれからどうなるかウォッチを続けます。
いろんなやりとりを見ていると、人間というのは本当に勝手なものだと思います。以前わたしを誹謗中傷をしたブロガーもこの件に絡んでR氏を攻撃しています。でも言っていることは傑作です。誹謗は悪い、呼び捨ては失礼だろう、、とR氏を責めます。でも自分自身は平気でハルトモと呼び捨てにして誹謗中傷をする人間なのです。まあこれもブログウォッチングの楽しみとブログのネタと思えば損した気もしません。読者から誹謗中傷も有名税と思えとアドバイスをいただいております。税というのは好きじゃないけどまあ否応なく取られるもんですからね。
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