結論を言うなら、結論はない

2021年02月05日
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株式投資

ハルトモの書く文章を読んで、まだるっこしい、何を言っているのかわけがわからんと苛つきを感じる人は一定数いるようですが、これは落語家とか漫才師に向かってさっさと結論(オチ)を言えと怒るようなもんです。いくら忙しいからと言って落語のオチだけ聞いたってそれは落語を聞いたことにならない。わたしはいろんな可能性を考えながら、こっちもあるよねとか、あっちもこうだよねとか、こうかもしれないとか、そうやって話を進めます。つまり読者の頭のマッサージをしているわけです。そして話の段落とかあるいは写真も含めて、強弱入れながらなんとなく繋がっているような繋がっていないような、読み手にどうとでも取れる部分を多く残します。あげくに結論的なことは書いてないかあるいは読者が期待するところに落ちない。自分で考えてくださいってことなんです。

結論なんかなくたって、ここまで読んで面白いと思う人はもう面白いと思っているんです。結論をわかりやすくさっさと書く文章はわたしは仕事でさんざん書いてきましたけど、読んでて面白いですか? 面白いわけないですよね。わたしは何か主張とか情報を伝えるために書いているわけじゃないのです。読者の脳を刺激する読んで面白い文章を書きたいのです。百歩譲ってわたしが結論をわかりやすくまとめて書いたところでどうせ役になんかたたないですよ。ただ考えるヒントを提供したいというだけなんです。でも敢えてメッセージと言うならあります。このブログを笑って読めるくらいの人間になったらいいんじゃないしらってことです。そうなればたぶん人間なかなかのもんです。逆に笑えない人はわたしの笑いがますます癇に障る。だからそういう人の分までわたしが余計に笑ってあげますよ、カッカッカとね。

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