億り人を目指す人へのアドバイス
2021年02月01日

45年前の懐かしの中華丼


18歳で東京に出てきて45年ですが、最初が東横線祐天寺駅。祐天寺駅に三久飯店という町中華があります。45年前に祐天寺にあった飲食店で唯一残っています。以前はテイクアウトなんてしてなかったんですけどコロナの影響でテイクアウト始めました。渋谷に呼吸法の稽古に行った帰りに買ってみました。家に持って帰るとかみさんと娘が、あれこれいけるんじゃんとパクパク。確かに今でもこの中華丼は美味しいです。45年の月日が口の中に広がります。結局これが幸せってことなのかななんて大袈裟ですが感じます。初心を忘れないというのでなくむしろ懐かしみ大切にするということです。
傾向としては億り人になったほうが人間は幸せなんだけど、それでも儲けても人生が満たされていないと見える人もいる。いくら稼いでもなんだかなーという感じがします。実生活が満たされていないほど儲けた金額が頼りになって自分の経済力だかを誇示する人もいる。言うなら儲けるほどにしか幸せを感じられない人ということ。これから億り人を目指す方々に言えるのは、株は幸せになる道具にしか過ぎないのだから、億り人=幸福とは言えないことを認識すること。言うならまず自分の幸福感を確立することが最優先じゃないかなってわたしは思います。億り人になっても十分幸せじゃないとしたら、ずいぶんと効率が悪いということかなって思います。要はお金に困らなければそれで十分じゃないでしょうか。もっと言うなら別に億り人になんてならなくていんじゃないでしょうか?まあこういうことをわたしが書いてもほとんど賛同を受けないのです。もう長年同じことを言っていますけど。わたしは当たり前のことを言っているつもりなんですけど、世の中ではその当たり前が当たり前じゃないのです。え、当たり前だと思う? あなたまだ儲かってないでしょう? 人間て儲かると変わってしまうのです。目指せ○億とかね。
ひとつでもいいから、自分が懐かしく大切にする何かを持ったらいかがでしょうか? わたしはいくつもあります。この中華丼や吉野家の牛丼、自宅に置いてあるスピーカーだって40年使っています。音と一緒に思い出が蘇ります。奥さん(旦那さん)を大切にするってのもいいです。新婚の時から億り人だった人なんてまずいないでしょうから。そういえばこの中華丼を一緒に食べた友人たちとは今でもつきあいが続いていて年に一回集まっています。7人の仲間です。コロナでさすがに中止ですけど。中学の同級生もいまでもつきあいがあってゴルフなんか那須でやってます。なにせ古いものを大切にするということです。こういう感覚って恵まれた家庭に育つと感じにくいのかしら? 貧乏も忘れないってのはいいことだと思います。
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