投資において60歳というのは終点にも始点にもならない

2021年01月20日
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株式投資
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投資をやるのに年齢は関係ないと思っている人が多いですね。投資というのは人生の一部で人生を豊かにするために行うものだと考えると旬のタイミングというのは必ずあるはずです。わたしよりかなり若い人ですが投資の目標を定年退職までいくらとか設定する人がすごく多いようです。そこで60歳でも65歳でも良いのですけど、そこまでにたとえば2000万円とか株式投資で作りたいとそういう目標設定なわけです。まあわたしに言わせると被搾取層の発想で自由人志向じゃない。60歳まで大人しくさんざん搾取されてかまわないという前提で物事を考えている。満を持して勝負の世界に飛び込み、自由人になるんだという覚悟でやったわたしとはまったく話が合わないわけです。

自由人として人生を謳歌するためには搾取なんぞされてはいけません。住宅ローン、教育費、または車なんかを借金で回したらこれは倍以上払わされます。給料だって搾取された結果でこれは甘受するにしても、それ以外の搾取を避けてむしろ被搾取層さんからお金をいただく側に回りたい。それでこそ株式投資をやった甲斐があるってのがわたしの考え方です。そういう意味では60歳なんて投資のゴールになりません。できたら40歳遅くとも50歳までには決着をつけるくらいでないと自由人になれない。わたしでだいたい45歳でした。

さてこれがまた傑作なことに、さんざん搾取されておとなしく頭を低くして60歳(65でも)まで勤め上げたまさに己を身を削って得た退職金を元手にそこから投資を考える人がこれまた多い。こっちについてはさんざん書いてきましたけど、退職金でリスクなんかとってもうまくいく人はほとんどいない。燃えカスのような人間に勝負なんかできっこない。才覚がある人間なら60歳まで待たなくてとっくに儲けてるでしょう。

まあまったくやるなとは言いませんが手堅くインデックス投資でもやったらいんじゃないでしょうか。なんにせよ60歳なんてのは投資の始点にはなりません。無事年季を積み上げてやれやれってタイミングなんです。言うなら始点というのはそれなりの経済基盤ができて元手もできて生活も充実してさこれからってタイミングですから30歳とか35歳とかじゃないかなって思います。多くの人は30年くらいずれてんですよ。いやわたしがずれてるとも言えます。大多数からずれてる人間でないと儲かりませんから。
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