幸せ格差+経済格差の時代
2021年01月08日

昨夜はホテルのディナー。それなりのホテルなのに宿泊客は2組だけ。それに我が家が外から食べに入ったのでお客は3組。普段なら数十組が食べるにぎやかな場所なのに。我々を入れてたった3組、すべて夫婦でした。わたしよりも明らかに年上の夫婦。ゆっくりと静かにディナーを楽しんでいる。よほど余裕がないと、そして夫婦で仲良くないとGO TOもなしに泊まりに来ないかと。店内は静かなので、大きな声で話す必要もないし、ウェイターの方だって声のトーンは落ちてジェントル。さらに目線も効いていて、ワインを頼むにも軽く振り返るだけでウェイターが飛んでくる。これでは店の格が一段上がったようなもので、今までと同じ値段で極上の時間が楽しめるようになっている。いくらGOTOで安いからとごった返すような店には行きたくないという人にはまことに都合がよろしい環境になっているわけです。お金にゆとりがある人はますます楽しめて、その一方でコロナでもがき苦しむ多くの人たちがいる。ずいぶんなコントラストだと思います。政府の言うこともいろいろあるでしょうけど、自分の行動を自分で適切に決められる人がより充実した生活ができると思いますが、それも先立つものがあってこそというわけです。
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