幸せ格差+経済格差の時代

2021年01月08日
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株式投資
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テレビのニュースで家族以外との飲食は控えましょうと言っています。夫婦で仲良く遊び食べていればコロナでも寂しいということもないわけです。お金に余裕があればなおさらで我が家が行くようなレストランは多少単価が張るので若者は来ず余裕で密を避けられる。いくらコロナでも夫婦が一緒にいるのはけしからんとは誰も言わない。むしろステイホームで家族が家にいるならそれこそ幸せな家庭が際立つ構図になる。だが逆であればどうでしょう? お互い個別に勝手にやっていたからなんとか維持できていた夫婦というのもあると思います。知り合いにもそういうのはけっこういます。夫婦一緒にいて息が詰まるようではコロナの時代に幸せとは呼びにくい。連れ添いがいない独り身でも今の時代は遊ぶ方法も多いしそんなに寂しくないと思っていたのにこれが一人でステイホームとなると急に寂しさがつのるということになるのではないか?コロナのおかげでもともと幸せな人はより幸せを実感できるようになり、既婚者でも独身者でも多少孤独感を紛らわしていた人たちは、小細工が効きにくい時代になっている気がします。いくらお金があっても、それこそ株でいくら儲けても、コロナでは金の使い方も限られて、無理に使っても一人ではつまらない。気のせいか、最近ブログで配偶者の悪口を言っている記事が多いような気がします。特に女性に多い気が。それで知らないブロガー同士がバーチャルでなぐさめあったり。これもコロナの影響かもしれません。

昨夜はホテルのディナー。それなりのホテルなのに宿泊客は2組だけ。それに我が家が外から食べに入ったのでお客は3組。普段なら数十組が食べるにぎやかな場所なのに。我々を入れてたった3組、すべて夫婦でした。わたしよりも明らかに年上の夫婦。ゆっくりと静かにディナーを楽しんでいる。よほど余裕がないと、そして夫婦で仲良くないとGO TOもなしに泊まりに来ないかと。店内は静かなので、大きな声で話す必要もないし、ウェイターの方だって声のトーンは落ちてジェントル。さらに目線も効いていて、ワインを頼むにも軽く振り返るだけでウェイターが飛んでくる。これでは店の格が一段上がったようなもので、今までと同じ値段で極上の時間が楽しめるようになっている。いくらGOTOで安いからとごった返すような店には行きたくないという人にはまことに都合がよろしい環境になっているわけです。お金にゆとりがある人はますます楽しめて、その一方でコロナでもがき苦しむ多くの人たちがいる。ずいぶんなコントラストだと思います。政府の言うこともいろいろあるでしょうけど、自分の行動を自分で適切に決められる人がより充実した生活ができると思いますが、それも先立つものがあってこそというわけです。

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