原油が50ドルを超えても原油ETFは?

2021年01月06日
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株式投資

ゲレンデ状態良好。
ゴンドラ数回乗っている間にブログ1記事くらい書いてしまいます。



久しぶりに原油ETFを買った友人に電話をしてみた。どうしてるかなと思ったんだけど、なんとまだ持っていた。以前話した時はこうなったら原油が50ドルになるまで気長に待つんだと言っていたが実際呆気なく原油は50ドルに戻っている。だがあいにくなことに持っている原油ETFはほとんど戻っていない。多少安いところで買い増しているそうだが全体としては大きな含み損を抱えているようだ。どうするんだと聞いたら、わからないという返事。もう自分のことだけどどうしていいか考えられない。いわゆる思考停止という奴だ。ただ本人が言うには勉強にはなったとのこと。結論は素人が手を出すもんじゃないということだと。そんなこと大損しないと勉強できないことかと思ったけど、それは言わずに長く持つもんじゃないと思うと言った。理由は製品の特徴であるロールオーバーそしてその結果のコンタンゴである。原油と言うものは持っているだけでコストがかなりかかっている。現物もETFも。値動きに含まれているので素人にはわかりづらいだけである。

昨年の原油の暴落で原油ETFに手を出した初心者(ベテランも?)は多かったと思う。ヤフーの掲示板も随分と賑わったけど、儲かった人間はほとんどいないんじゃないかなって思う。儲かったとしたら一瞬原油価格が現物でマイナスになった時にETFも最安値をつけたんで、そこで買ってそれで持ち直したところをサッサと売り逃げた人間だと思う。まずそんなピンポイントで入れる人はいないでしょう。せいぜいナンピンして原価下げたのが精一杯というとこじゃないかしら。わたしはよほど買おうかと思ったけど踏みとどまった。まあいずれにせよドカンと行ける勝負じゃないのだから、逃したと言ってもそれほど悔しがる程のもんでもないです。

ただ考えないと行けないのは、その友人は原油価格が暴落してまた戻ることは予測してそれは結果的には正しかったのである。読みは当たっていた。でも大きな含み損。この辺りを掘り下げて研究するべきじゃないかと思う。これは競馬とか競輪で展開は読んでいたが馬券車券は取れなかったと言っているようなものである。それこそ研究の余地大ではないだろうか? 別の見方をすればこの原油の値動きの中で、それこそいろんな商品があるのだから、上手に儲けたとかお宝ポジションをゲットした人間もいたはず。そこにヒントがあるかもしれない。こういう思考法であれば、何も自分の金を使って失敗しないでも十分勉強できるということになります。自分の失敗から見当違いの経験値を積み上げるベテランがいる一方で他人の失敗を自分に活かす。この差はとてつもなく大きいということ。愚者は賢者から学ばず賢者は愚者から学ぶ。名言です。昔の人は偉いですね。
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