株式投資に向いているかもしれないサラリーマン像
2020年12月30日
ふと気がついたんだけど、これはパターンがあるかもしれません。このブログでは根っからのサラリーマン根性では株で勝てないでしょうと言っているわけです。それと株で勝つのは大抵のサラリーマンの仕事より難易度が高いとも言っています。だからその逆になれば良い。つまり仕事はできるけど組織では浮いてしまうサラリーマン、まさにこれはわたしがそうだったんですけど、他のサラリーマン経験者でも相場で結果を出している人間は、このパターンがどうもみんな当てはまるかもしれません。思いつく人はみんなそうです。実際それでサラリーマンを辞めてしまった人も多い。いつまでも組織にしがみついていないわけです。
そういう人であれば株式投資はやってみる価値はあるかもしれないと思います。ただ自分で思っていてもだめかもしれません。サラリーマンというのは心のなかでは自己評価が案外高いのです。自分は正当な評価を受けていないとか思ってる人間が多い。つまり自分で思うほどには仕事ができないということです。逆に評価が高くても仕事ができるとも言えないですけどね。それと人間は誰だって組織の歯車でいることに抵抗があるもの。それでもそんな気持ちを押し隠して働いているわけです。そういうことで、これは自他共に認めるくらいめちゃくちゃ仕事ができてめちゃくちゃ組織で浮いてしまう人と言い直したほうが良いかもしれません。
わたしも54歳で自己都合退職しましたけど、破天荒ながらかなり成功したサラリーマンライフでした。わたしが幸せなサラリーマン生活を全うできた1番の理由は自分でなんでもやってしまったということだったと今更ながら思います。人は一人では何もできない、組織力こそ大事などという、もっともらしい組織論を散々聞いたけど、実は優秀な一人はすごいことができる。むしろ変革は個人がするもの。それと自分でできるならいろんな手間が省ける。スーパーマンなら自分でやってしまったほうが紛れがなく結果が出せるのです。もちろん大きな会社なので本当に一人という意味ではないです。自分が現場で判断して会社を動かしてしまったという意味です。つまり暴走。わたしなどどうせキリがいいところで会社を去るつもりだったから、聞こえが良い組織論など知ったことかという気分があった。(ちょうどよく外資系で個人主義も強かった)それでその通り思う存分暴れて、そんでさっさと会社を辞めてしまった。身勝手といえば身勝手だけど、会社を大きくしてかつ利益もとんでもなくあげたから文句は言われないと思います。痛快なサラリーマンだったとしか言いようがないです。
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