お金に色をつけましょう

2020年12月22日
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株式投資
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我が家のちょっとした昼食
さっとかみさんが作ってくれます

二社の株を買って先日一社から配当が届いたんですけど、しばらく遅れて昨日もう一社からも配当をいただきました。こっちも減配しています。減配しても購入価格に対して8%の配当ですから戻れば15%は超えると期待できます。この20年とかでの最安値で拾っているからですが、さてこの配当はどう使うべきでしょうか?わたしはまず証券口座に置きっぱなしにします。引き出したりしない。できればチャンスがあればその配当で買い増しをしたい。なぜなら配当はを貰うということは、購入の単価を下げるという意味にわたしは捉えているからです。うねり取りみたいに難しいことをやらないでも数年で取得原価がゼロになりそうだ。もし取得原価がゼロになれば、それ以降は引き出しても良いと思います。取得原価がゼロになると本当に心穏やかでそれから売買の判断で迷いがなくなります。ゼロのものを売るんだから鷹揚な気持ちになれるのです。

結局お金というのは色がついていないので自分でつけないといけないのです。塗り絵を自分でするのですけど、そこで間違えてはいけないことがあります。例えば株で儲けて高級車を買う。わたしはこの考えには賛成できません。そんなことしたら儲けが減ってしまうじゃないですか。車というのは暮らしで必要なものですから、その暮らしのために自分で今までコツコツ例えば労働とかで貯めたお金で買うものなのです。つまり株を抜いた自分の身の丈以上の車はわたしは買わないのです。それくらい勝負のお金というのは温存しておかないと、その後の勝負に大きく影響をしてくるのです。かの阿佐田哲也氏がタネ銭という言葉を使っています。勝負師は勝負の金に簡単に手をつけないのです。

じゃあわたしは株で儲けたお金で何を買ったのか? まず温存が基本ですけど、買うなら不動産ですね。ただで家をもらえるって素晴らしいことです。相続よりもずっと気楽で良いものが手に入る。そしてその不動産でも損しないことです。つまり種銭は減らない。ただのもんをありがたく温存していくわけです。わたしはサラリーマンでもかなり成功した方です。企業年金も生涯でます。公的年金も夫婦で出ますから、(来年からでます)まああちこち旅行に行ってゴルフやスキーと楽しんで、それでさいたまの自宅があって別荘が那須にあってボルボに乗るくらいの今の暮らしは株の儲けがなくてもできることはできると思います。じゃあ株の儲けがなかったら? きっと怖くてできないでしょうね。リタイヤもできなかったかもしれません。つまり株の儲けのキャッシュとか不動産がでんと控えているので、余裕綽綽のわけです。気持ちのありようが全然違う。年金減ったらどうしようとか、株が暴落したらどうしようとか、そんな心配全然ない。

株で多少儲けからと言って調子に乗ってはだめ。また儲ければいいやって人もいるんでしょうけど、それができる人は億り人になれる人よりずっと少ないと思います。20年わたしは億り人をやってきてますけど、他の億ブロガーブログなんてほとんど消えちゃいました。これからもほとんどは消えていくんじゃないでしょうかね。もしも歴史が繰り返すなら。どちらかと言うと今後は個人投資家に逆風が吹くと思います。税制とかあるいは売買システムとか。なんかみんなで株で儲けましょうみたいなことを言う人がいますけど、本当に個人投資家がみんな儲かるようになったら、ルールが変わるってことわかってないんじゃないかしら。そんな甘くないですよ。株の儲けもまず累進課税になって損益通算も条件がキツくなってとか、その他業界だって、いろいろやりようがあるんでしょう。庶民というのは、お上とか企業とか金持ちを儲けさせるからこそ庶民でいられるのです。それがゲームの本質なんですけど、それがなんでわからないのか?って思います。こうやって書いていても簡単な理屈でしょう。違いますかね?

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