考えるヒント、株式投資をするうえでの思考の順序(階層)とは?
2020年12月18日
株式投資を行う上で基本的な考え方の順序というものがあると思います。仮にと1から6まで書いてみましたが、この順番を違えてはいけません。上から下に降りていくべきものです。つまり常に上位概念と整合していないといけないのです。でないとデタラメな動きになったり、ダラダラと意味もなく続ける羽目になります。ちなみにこれって会社経営とかビジネスプラン作成と共通しています。何かを物事を達成しようと言う時の思考の順序と思ってくれればよいと思います。
1,環境認識と自己分析(株式市場とは何か? そこで自分はどんな存在か?)
そもそも自分は市場において十分な力量を有するのか? まさか竹槍で鬼畜米英?
2,理念(投資を通じていったい何を実現したいのか?)
例)経済的な自由を得るとか、自分が得たい暮らし向きの実現とか
3,目標設定(いつまでにどれだけ?目標を具体的に設定する)
例)50歳まで一億円とか
4,基本姿勢(自分の投資をスタイル、自分はどんなプレーヤーとしてやっていくか?)
例)コツコツとやる、少ないチャンスで大きな成果を得る、生き残りに主眼を置く
投資は楽しく? とか
5.戦略
例)長期投資、、デイトレ、、企業分析、、インカムゲインとか
6,戦術
さらに細かな手法とか投資商品とか
多くの個人投資家は一番大切である、123を曖昧にして、それで4からいきなり具体的に始める傾向があると思います。(あるいは根拠のない3から)株式投資をコツコツ地道にやっていきたいとか、一山あててやるぞとか、簡単に言う。それはいったいなんのためで、どういうゴールを実現したいのですか? 其のやり方でゴールを実現できるのですか? え何、そんな具体的に決まっていない? じゃあなんで4からそんな具体的なんですか? よくそれで売買できますね? ああそうか!わかりました。趣味なんですね。所詮遊びなら楽しくやってください。わたしがそういうことを言うと不機嫌になる。でもわたしは株式投資は素人が遊びでやるには危険すぎると思っています。だからやらないほうがいいって言うのです。株ブログでもとっつきやすい先生とか上級者は、やはり4からしか書かない。たぶんその人も1から3が明確になっていない。でもそれは深く考えてもいない初心者にはとっつきやすくてちょうどいいわけです。だからブログとしては一番人気がでるわけです。わたしみたいに1−3に重きを置いて話すと、ハルトモさんの言っていることはなんとなくわかるけど、、、でも、まあわたしはとにかくコツコツやっていきますわ、、それが性にあってますとか、てなことになるのです。自分がどうなりたいかも決まっていなくて、自分がどれほどのものかよく考えてもいないのに。よくそれでできるなって逆に感心します。わたしなんかそんなの恐くてできません。目隠しして地図もなく運転してる気がします。
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