カレーライスとライスカレー、大根おろしとおろし大根

2020年12月13日
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日々の雑感ーリタイアライフ
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今年何度目の鰻でしょうか?
GOTO関係無しで出前を取りました
やはり旨いものを食べたほうがいいね!

カレーライスとライスカレーは同じものです、と簡単に言ってしまうのは好きになれません。言葉がふたつある以上、なにかそこでウンチクを語らねば言葉に対する感性の危機だと思うのです。でもこの話はそんな難しくない。インドカレーは前のインドが形容詞で後ろのカレーが名詞でしょう。つまりインドのカレーということです。キーマカレーと言えばキーマを使ったカレーということです。ライスカレーはライスと一緒になったカレーということで、すべてカレーのスタイルを表現しているわけです。したがってライスカレーと言ったらそれはカレーに重きがあるわけです。逆にカレーライスを考えてみましょう。参考になるのはオムライスです。どう考えてもライスがメインでしょ。玉子を使ったご飯なんです。やはりオムが形容詞でライスは名詞。ガーリックライスも同じです。したがってカレーライスと言ったらカレーをかけたご飯なんです。つまりご飯がメイン。だからご飯という食事をメインとするならカレーライス、料理という視点に経つとライスカレーでわたしは良いと思います。

レバニラとニラレバも前が形容詞で後ろが名詞と考えれば、どっちが主役か明白です。ニラが好きな人はレバニラと言うべきで、レバーが好きな人はニラレバでいいわけです。大根おろしとおろし大根はどうでしょうか? これも同じです。大根をおろしたものですから、おろしたというのがメインで良いわけです。おろし大根は大根料理の一種でおろした大根ということです。このように主役がどちらかで言葉が分かれるわけですが、どちらが主役か接近しているからこその議論とも言えるわけです。大根おろしではないですが、関西では六甲おろしという言葉があります。主役はおろしで間違いない。誰もおろし六甲とは言わないのですから。以上漫談でした。真面目に読まないでね。


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