サラリーマンだからできた投資

2020年12月07日
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株式投資
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久々に以前も紹介した地元のお寿司屋さんへ
みんな行きたいということで4人で行きました
ちょっとした散財です
娘は高いのばかり食べてました

昔のことですけど、さる大企業に勤めるサラリーマン投資家が言っていた。自分の会社のことだって全然わからないのに、よその会社のことなんかわかるわけがありません。だから企業をいくら調べてもわかりっこないというわけだ。わたしは思いましたね。それは雇われ人の発想だなと。だって自分が社長だったら、そんなこと言えるわけがない。少なくとも経営の舵取りができるくらいは把握するのが当然である。さらに業界の動向、会社の置かれた環境、競合会社の状態、また自分の会社の全ての部門を横断的に相関も理解する必要もある。それが頭に入っていなきゃまともな経営者とは言い難い。逆にそれくらいわかっていれば投資の判断ができるでしょうという話。であれば一社員が業界の会長くらいの見識を持ってしまえばいいんじゃないかとわたしは思いましたね。

わたしの場合、非常に恵まれていたのは外資系のメーカーのマーケティングとして全部門と横断的に仕事を進めていく中で、ほとんどの商談とか社内会議でも通訳をわたしが務めたということ。マーケティング部門は英語が達者な人間が多いけど、生産部門とか品質保証部門とか開発設計部門とか必ずしも英語が堪能ではない。わたしがいた自動車部品業界は受注までそして受注後もすべての部門が顧客と関わってくる。それを横断的に調整するのがマーケティングの役割のひとつだった。それでわたしは人まかせにしないで自分で全部通訳した。横にいて聞いているというレベルでは通訳はできない。相当わかっていないと通訳して商談をコントロールすることができない。そこまでやれる人間はほとんどいない。でもわたしはやった。受注するのにはそれが一番だったから。他部門の海外との会議だって自分が出て、必要に応じて発言したり、これはこう言っていると訳したりしていた。だから他部門のことにもやたら詳しくなった。そしてマーケティングの本業である戦略立案は経営層に直接プレゼンする立場である。当然経営者の関心事について理解をしなければいけない。こういう仕事をしているうちに次第に、現場をよく知りかつ大所高所からも見れるスーパーサラリーマンになって、そんでこれは株式投資にも活かせるな、というようになったわけです。一生懸命やった甲斐はありましたというところです。でも一生やる気はなかったですね。一所懸命が語源ですよね。確か。


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