那須に合う人合わない人

2020年12月03日
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リゾートライフのコツ@那須
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部屋からの眺めは飽きません
那須は非定住の別荘族が冬仕舞いを始めています
暖かくなるまで来ないのです
観光客も減り那須は静かになりますが
それがまたいいのです



わたしがこれから書く那須は那須のリゾート地のことであって那須町ではありません。那須町はけっこう大きいです。わたしにマンションを売った前オーナーは誰でも知っている会社のOBの方でしたが、たぶん偉かったんでしょう。湯河原と那須にふたつリーゾマンションを持っていて、老後ということで湯河原を選びました。一番の理由は暖かいということでした(聞いた)。それとスキーもゴルフも山歩きもしないということでした。那須からスキーとゴルフと山歩きを取ってしまうと、ぐっと魅力が薄れると思います。まず老人がのんびり散歩できるような商店街がありません。どこに行くにも車が必要です。自転車は坂が多いので健脚を要します。さらに夜にはファミレス以外どの店も閉まってしまいます。理由があって、那須には地元民と言う人がそんなにたくさん住んでいないのです。もともと荒野を開拓したようなリゾートですから。那須の住民のメジャーは定住した別荘族ですから人口は少なく夜は出歩く人がいない。観光客は宿に入ってしまっています。

リゾートではありませんが、黒磯とかの那須塩原市に住んでいる人たちの満足感は高いようです。ちょっといけば遊びやすくて暮らすのも便利ということです。温泉はありませんけど。そういうことで、アウトドアの遊びはしない、まさに70代後半とか80代という健康年齢が過ぎている方はわたしは別のリゾート地を探されたほうがいいような気がします。それと住みやすい定住物件が少ないです。別荘は自分で管理するのも大変だし、冬は寒い。マンションは暖かいですが、定住にふさわしい間取りを有した売り物件はとても少ないです。まあ断捨離する手もありますけど。

一方で世の中の現役世代で別荘を持ってみたいなと思う人はいると思います。新潟のようにニョキニョキマンションが建っていてお試し価格で買えるようなエリアとは那須は違います。それなりに初期投資をしないと住み始められません。試しに賃貸とかもないです。那須のマンションは賃貸が基本ありません。わたしはたった一軒出てきた賃貸を目ざといからパッととにかく借りたのです。借りとけば損はないと思ったのですが、案の定オーナーは格安でわたしに譲ってくれました。後から知ったことですが本当は賃貸禁止の申し合わせがあったのです。その後価格は上昇していますので、買った値段の3倍以上になってます。いずれ売れば利益がでるでしょうから管理費を含めて10年住んでコストゼロで済みそうです。

こうやって考えてきますと、那須に合う人というのは60代から70代前半くらいでアウトドアでバリバリ遊べるアクティブなゆとりある人たちということで、そういう人には最高だと思います。少ないですよ。そういう人は。でもそれなりにいます。定年後夫婦で思い切って引っ越してきたとか、定年後でも若い元気なうちに仕事のしがらみを清算した人とか、あるいはぐっと仕事を減らして週に1−2日出勤でアドバイザー的な仕事をしている人とか。最後に那須がよいなあと思うこと、御用邸があるためかパトカーをよく見かけます。治安がとても良いです。那須で怖いのは犯罪者ではなく熊です。(マンションにいれば心配ありません、奥地の別荘だと出ます)また御用邸の関係か規制が強くて、高い建物はまず建ちません。なんか30メートル規制というらしいですが、ホテルなどの高い建物は道路から30メートル奥に建てないといけないそうで、実際古いもの以外はそうなってます。だから工事の音がしないし、いつも静かです。マンションにいたら本当に静かです。(だから100円の時計の音が気になる!)

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