なぜ人の自慢話を聞くと気分が悪くなるのか?
2020年11月29日
たまにわたしのブログには失敗談がないから嘘だと思う人がいるんです。つまり自慢話だけ書いて失敗したことは書いてないだろうって。そう思い込む。人生は山あり谷ありだと勝手に決めている。そういう人は中村天風師が言われる通り山あり谷ありの人生になるでしょう。自分でそう思い込んでいるんだから。だからといって他人まで決めつけてもそれは他人は思い通りになりません。わたしみたいになんでもうまくいくと信じて実際だいたいうまくいく人間だってこの世にはいるのです。ただ自分でそう強く思わないとだめです。人生は強く願った以上にはならないのですから。その強く願う気持ちの対極に、それも心の奥底に、人を妬む気持ちがひょっとしてきれいな衣をまとい鎮座している。なぜ人の自慢話を聞いて気分が悪くなるのか? 理論的に説明できますか? 誰かになるほどと頷ける説明ができますか? 違うでしょ。心の奥底でもう答えは決まっているんです。自慢は気分が悪いと。それくらい人の心に深く根ざしてしまっている。素直に聞けっこない。歳を食ってこうなってしまうとたぶん抜けないんじゃないでしょうか。知りませんけど。抜けた人みたことないです。
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