損切を考えるような羽目になったことがない
2020年11月18日

この木は気まぐれで隔年くらいで真っ赤に紅葉する
こういうの好きです
わたしは特別の才能がない普通の人間だから、コツコツ堅実にやりますとか簡単に言う人がいます。あなたに本当に株という特殊な世界の中で普通と言えますか? 普通てのはわたしくらいを指すんじゃないでしょうか?だって世の中動かかすような大物投資家がいて、わたしなんか自分の分だけ稼げば良いなんて控えめな人間です。そういう世界で自分が普通だなんてさしたる根拠もなく思うところから思い上がりじゃないでしょうか?まあ言葉の定義の問題でもありますけど、この世界100人中50位は普通じゃないですよ。カモです。100人中10位くらいでようやく勝てるか勝てないかくらい。それが普通だとわたしは思います。なぜそんなことを言うのかというと、普通の人間が普通にコツコツやれば勝てるんだと勝手に思い込んでいる人があまり多いと思うからです。まあそういうことを言う本とかも多そうですからね。罪作りなもんです。
さて損切の話を戻しますと、わたしは得切りはしたことがあります。会社が思っていたような展開になっていかなかった。見込みと違っている。それでは勝負と保有する意味がないので、含み益は乗っていたけど売ってしまった。これはわたしにとっては利確と言いません。目論見ハズレですから言うなら得切りです。よく含み損を抱えていわゆる塩漬けで長く待って、そんでようやくプラテンしたからやれやれって売る人います。それで利確しましたなんて言ってるけど、最初からそこが狙いだったんですか?
実はそれって得切りじゃないでしょうか? 普通とか利確とか、まあ言葉の印象で自分をごまかしちゃいけませんってお話でした。
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