株式投資の初心者が最初に学ぶべきは?
2020年10月26日
じゃあ仮にトヨタの株主って一体誰がどれだけ持ってるの? そのうち個人はどれだけ? 実はトヨタの株主の大半は日々の株価なんて関係ないんじゃないの? なんて考えてもいい。流動しているのは全体から見ればごくわずかです。株主全部が株価に一喜一憂しているわけじゃない。まあ自分の会社から考えてみてはいかがでしょうか?まあどんなステップかはその人次第なんですけど、これから飛び込んで行く世界、ぱっとは入っちゃうと全体が見えないわけです。せっかく初心者つまり外にいるんですから、入る前に外からよく眺めて、それで自分なりの全体のイメージを持って欲しいわけです。ゲームの構造を把握するってことです。
サラリーマン投資家の多くは株式会社に勤めているんだと思いますけど、案外株式会社ってものを知らない人が多いと思います。世の多くのサラリーマンの不平不満は、株式会社の全体像への無理解、つまり従業員としてだけではない経営者とか株主の視点に対しての無理解から来ることが多いです。従業員から見ておかしなことをするなと思っても視点を変えれば理解ができるものなのです。仮におかしいとしておかしいなりに理解ができる。その意味で株式取引の勉強がサラリーマン人生にも役立つかもしれません。
世の中には会社なんてみないで株取引をするようなひとたちもいます。別にそうなってもそれでいいのですけど、大多数の投資家は企業に投資をする以上、こうやって根源的な問いを繰り返すことで、それで自分の投資家としての軸を養いたいわけです。自分はどんなプレーヤーでやっていくのか?ってマーケットポジショニングの話です。多くの株主、投資家がいる中で自分の位置を知りそして定めるということです。結果デイトレーダーでもそれはいいんだと思います。結局株をやる以上、株式会社を知っておいて無駄にはならないと思います。
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