稼ぐとライフタイルの関係は自動車に似ている

2020年10月25日
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株式投資
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こんな車に乗っていた時期も

どんなにハイパワーのエンジンが積んであっても、足回りが柔でブレーキもプアで何よりもボディ剛性が出ていないなら、決して快適な乗り物にならないのが自動車。ドイツ車に乗っているとサスの上に乗る箱の感覚があるんだけど、あれはボディ剛性が高い証し。シャーシーがエンジンに勝ってないといけない。人生も稼ぐのがエンジンだとすれば、ライフスタイルはシャーシーの関係だって、わたしは思います。どんな立派なエンジンを積んでいても、何のためのエンジンかということです。ボディが柔では安心してアクセルを踏み込めない。ライフスタイルがしっかりとしているということは、己の価値観がしっかりとしているということですから、その価値観の中で上手にお金を使える。どこにどうお金をかけるかってところに迷いがない。自分のライフスタイルに合わせて稼ぐ量も決められたらそれが申し分ない。逆に、愚かなのは稼ぐだけ稼いで、さてどう使おうかと自分のライフスタイルを決める人です。

わたしは自分のライフスタイル以上のお金は邪魔どころかかえって災いになるとさえ思っています。貧乏も辛いですが、稼ぐほどにストレスとトラブルを抱える人もまた多いと感じます。わたしのおじいちゃんがそうだった。地元では名士、すごい稼いだけど手を広げすぎて破綻して、生活も混乱とトラブル続き心落ち着く時間はなかったと思います。エンジンは凄いけどシャーシーはボロボロ、その息子のわたしの親父はまったく稼ぐ力もなく家族は貧乏にあえぐ。エンジンもシャーシもろくでもない。わたしは両方を見て思ったのは、どっちもあかんなということ。ただ言うならおじいちゃんより親父の方が最後穏やかな生活があった。しげちゃんのおかげだけど、ある意味エンジンとシャーシのどっちもだめでバランスが取れていたってことかもしれない。なんにせよ、良い反面教師が二人もいて、その中間というか軸を変えたところにわたしなりの解があったということです。すべてがある次元に達して丸く収まって調和している、ってことが大切ですね。良い車がそうであるように。
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