高校で世界史の授業があって、中島先生が黒板からあふれんほどに書いてそれを写すのが授業だった。生徒は写すのが仕事。たくさんは喋ってはいたけど写すのに忙しくて耳に入らない生徒が多い。わたしはと言うと写すこともしないで、かと言って話でも聞くわけでもなく、世界の歴史って本を読んでいた。こっちの方が抜群に面白かった。先日三国志95話をも終わって、それから古代ローマを見てるんだけど全24話の半分。シーザー(カエサル)が暗殺された。中国の歴史もヨーロッパの歴史もこういったドラマを見た方がよほど興味が湧いて頭にも入るような気がするけど、ただ問題は本当のことを教えると高校生には刺激が強いってことだろう。
クレオパトラなんて世界史で教わったかな? エリザベステーラーってのが映画で演じている。クレオパトラなんてエジプト人だと思っている人が多いかもしれないけど、ギリシア系で、当時エジプトはアレクサンダー大王の後継者が統治してエジプト人を支配していた。プトレマイオス朝。そこでの権力争いが激しくて、分の悪いクレオパトラはローマから遠征にやってきたカエサルを籠絡して愛人になり子を宿す。その子が本当にシーザーの子かはかなり怪しい。いずれにせよカエサルはクレオパトラにぞっこんで、その後ろ盾でクレオパトラはエジプトでの権力を握る。彼女はローマにも旅行してる。ローマの休日だ。だけどカエサルが暗殺されて立場が危うくなると、今度はカエサルの腹心で有力後継候補のアントニウスを誘惑してまたもや子を宿す。でもアントニウス って結局オクタヴィアヌスに負けちゃうのね。そんでさすがにあかんと蛇に噛ませてクレオパトラは自殺する。その後ローマはエジプトを攻めてプトレマイオスは滅びる。こんなこと中島先生が話してくれたら、みんな目を輝かせて話を聞いたんじゃないかしら?結局歴史に女と陰謀ありで、その方面は授業で教えないから面白くないんだろうね。
スキー場のFBによると、那須ゴンドラの紅葉は見頃だそうである。わたしは先週行ってまた来週でも行こうかと思ってます。(写真はFBより)。先週のわたしの写真よりぐっと色づいている。それにしても那須はやたら人が多い。ゴルフ場なんて毎日平日でもGWみたいにお客さんがやってきます。全部GO TOのおかげだと思うけど、逆に終わったらがっくりくるんじゃないかしら? ましてや冬でまた感染者でも増えたら大変なことになる。そう言えばヨーロッパでも感染者が増えているとか? 一度ギリシャエジプトに行ってみたいけど、いつになることやら(なんとかみさんも娘も行ったことあるのにわたしだけ行ってない)。
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