コツコツやるか大きく狙うか

2020年10月18日
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株式投資

株式投資はコツコツやるもんだと考える人がいれば、大きく狙ってこその株式投資だと考える人もいる。この議論をネット繰り広げる人もいる。お互いで悪口を言ったりする。でもどっちが優れているか?なんて議論は意味がないのです。株式投資の世界はごく少数の成功者と95%の成功できない人間に分かれます。さらに95%の成功者できない人間にもランクがあって、まあまあ生き残る人もいれば、やられてどこかで退場する人もいるでしょう。あくまでもイメージですけど、株式投資の世界には知恵者と凡庸なる者と愚か者がいるわけです。知恵者が5%、凡者が25%、愚か者が70%とか。知恵者の5%の中にも、自由な暮らし向きを手にする賢者が例えば1%とかいる。コツコツやろうが、大きく狙おうがどっちでもこの比率はたぶん変わらない。(この呼び名はあくまでも株式投資の世界でという意味です。実生活とは関係ありません。)
愚か者はコツコツやろうが大きく狙おうが、どっちでも結果は似たようなところに収まります。各人負けられるだけの許容度が決まっていますので、そこまで負けたら遅かれ早かれ退場するのです。個人的にはどうせいつか退場するならさっさと退場するほうがましだと思いますけど、愚か者はそんなことわからない。一発狙いの愚か者を指して、だから一発狙いはダメなんだなんて言う人もいますけど、それは一発狙いが悪いのではなく、愚か者だから何をやってもうまくいかないのです。そういう愚か者が目立つだけです。
賢者の世界になると一発狙いだコツコツだとかたぶん別れなくなります。賢者はどっちもやるのです。わたしのブログの読者に10人の億り人がおられますけど、みなコツコツやりながらチャンスを待って、どこかで大きく勝負して資産を形成してますね。つまり大きく狙えるコツコツです。どっちがどっちなんて賢者の世界には境界はないのです。ちなみに10人の億り人の中で、短期トレードを得意とする人は3人です。残りの7人は中長期。でも短期トレードだけで億り人になっているわけじゃなく、やはりどこかで大きく勝負してますね。逆にわたしは中長期の基本スタンスはあるけど、その中に短期トレードを織り交ぜます。短期とか中長期という切り分けさえ賢者に関係ないのです。
臨機応変に勝てるようにやるのが賢者です。もちろん、切り分けなんて気にしてないけど中長期しかやらない賢者もデイトレしかやらない賢者もいるんでしょうけど、それは自分の好みと適性でそうなっているというだけで、別に決まったからそうしてるわけじゃないと思いますし、これから変わるかもしれない。賢者はなにをやってもなんとかするのです。最後にもう一度念押ししておきます。(この呼び名はあくまでも株式投資の世界でという意味です。実生活とは関係ありません。)
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