いろんな業界で営業マンのリストラが大幅に進むんじゃないか?
2020年10月04日

新国立競技場の設計者隈研吾氏
氏が設計した建物は栃木にたくさんあるのね
これは石の美術館
テレワークになったんで体が楽になったと喜んでいる営業マンがテレビに出ていた。顧客訪問で出張が多かったのが、今は顧客ともテレワークでの打ち合わせが増えているとのこと。それで子どもをあやす姿は微笑ましいけど、そんなうまい話はいつまで続くかなと思う。私自身は営業の責任者を長い事やっていたけど、本当は使えない営業マンなんて顧客に行かせたくなかった。行ってもお客に大切なことは伝えないし、肝心なことは聞いてこないし、あるいは勝手に思い込んで見当違いの報告をしたり。それでも担当をつけて営業マンに訪問させていたのは、行かないよリは行ったほうが、お客と繋がるという意味で、まだましだからである。
これが顧客に行かないでテレワークで済むような状況となれば、ほとんどの打ち合わせを優秀な営業マンに集中してやらせれば良い。上司が同席するのも簡単だ。さらに報告だって使えない人間の勝手な思い込みを聞くより、録画を再生すれば良い。訪問にかかる時間と体力も要らないのだからそもそも営業マンは今ほどの人数は要らない。それに加えて営業マンのバリューも下がっていくだろう。一握りの優秀な営業マンを残して、あとはみんなリストラすれば良い。コロナが収束しないで長丁場となるなら、きっとそうなる。
営業マン以外にも危ない仕事ってけっこうあると思います。例えば教師。予備校なんかはオンラインがとっくに当たり前。優秀な講師の授業をオンラインで聞いたほうが、使えない講師の授業を生で聞くより良いに決まっている。それはとくに高等教育になるほどそれで良いはずだ。小学生中学生は人と人の交流が大切だからオンライン一辺倒ではいけないと思うけど、大学の教員なんて大幅に減らしてもまったく問題ないだろう。なんにせよ若い人はこれからの仕事選びをよく考えたほうがいいでしょうね。
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