GO TOトラベル補助での格差拡大を懸念する
2020年09月03日

那須にいるのにわざわざ那須からほど近いホテルに泊まるんだけど、こんな部屋を予約するつもりだ。GO TOで半額になるぞ、なんてしみったれたこと思わないで、普段と同じ値段で豪華な旅ができると思ったら、これは楽しい。ただでさえステイホームでほとんど旅行をしていないのだから、旅行の費用なら十分温存されている。ということで豪華旅行で行く。ついでに食事もグレードアップしたり。一泊3万円と一泊15000円だと、差額は15000円である。ところがGOTOトラベルのおかげでそれが15000円と7500円になる。つまり普段は15000円の差が7500円に詰まるのである。だから贅沢こそがベストな選択である。
と、こういうことは誰もが考えることだろう。そうやって考えると、家族経営でリーズナブルな値段で頑張ってきた宿にGO TOの恩恵はあるのだろうか?一泊8000円の民宿を4000円にしてもらおうという人がどれだけいるか? どうせ交通費はかからんだからと、たぶん高い宿から埋まっていく。つまり高級宿ほど政府の補助をたくさん受けて利益をあげるということにきっとなる。それで安い宿ほどさらに苦戦する。なんだかやるせない気持ちになってきた。でもわたしの場合、宿は決まっているんだから安い部屋に替えてもホテルは喜ばない。わたしはこれで正解なんである。
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